Origin Regression

Single battle

【S19最終1位】カミコライ結

こんにちは!シーズンお疲れ様でした。

今回はS19で使用した構築を紹介します!

並びは↓です!

それでは構築を紹介します!

 

 

 

ンセプト

・理に適った超パワーの組み合わせで、しっかり勝つ

構築経緯

自分の中では禁止伝説の選択は6月時点に出した

https://note.com/porygon__x/n/na315aa9fcc16

の記事での考察と変わらず、黒バド・ミライドン・コライドン・ザシアン・テラパゴスの5強だと思っていたので、まずはこの中でどの禁止伝説を選ぶことが理に適っているかというところから考えていった。

最重要視していたことは、レギュレーションGでの構築の基礎となっている「禁止伝説、パオカミウーラカイリュー、地面、禁止伝説の受け」に出来る限り安定かつ強い対応をすることだったが、これらに対してコライドン+ハバタクカミ(カミコライ)

①ドラゴンの一貫を切るために必須級のフェアリー枠で平均的なパワーが最も高いポケモンはハバタクカミであり、コライドンと合わせることで持ち物が余るため、理論値を出すことが出来る

②コライドンが、パオカミに強い炎テラスを自然に採用しながら、炎できつくなる神速カイリューと鉢巻水ウーラオスに並びで抵抗出来る性能を持つ

③高火力蜻蛉持ち物理×高火力特殊という並びで、地面や受けにも対応しやすい

という3つのことから他に無い強さを発揮することが出来ると思ったので、そこを始点に構築を組み始めた。

上述の理由からコライドンの型は炎テラスが確定し、「特殊アタッカーへの不安定さを解消したい」「蜻蛉帰りを自然に採用したい」の2点から、突撃チョッキとした。

ハバタクカミは、高火力により対面性能と崩し性能の両方を底上げ出来る眼鏡を確定させた。

また、コライドンはザシアン+クッション(カバ・ヘイラッシャ)に対して
「クッションを後出しされる」「+1ザシアンに上から縛られる(抜群のじゃれつくorテラバースト)」の2つの厳しい点がある上、ハバタクカミもザシアンに1回後出しされるレベルの対面不利であることから、カミコライはザシアンに対しての構築・立ち回りの工夫が必要である。しかし、これは裏を返せば、ザシアンとコライ受けをコライドンに上手く使用させなければ、持ち前の打ち合い能力の高さで制圧することが出来るということなので、ザシアンに後出しじゃんけんの対応が出来るポケモンを入れることにした。
対ザシアンのクッションとしては
1.ガチグマ及びグライオンと地面が被らない(=これ以上パオジアンが重くならない)
2.地面テラバーストをケアした引き先になれる(ドヒドイデとかはNG)

の2点が解決必須の課題であった。
これらを満たす候補としては

ヘイラッシャ
ママンボウ
ハッサム
アーマーガア

あたりが挙げられるが
今回は、ザシアンに加えパオジアンとコライドンにも強く、詰め性能が高いことを評価して残飯ヘイラッシャを採用した。

次に、主に特殊禁止伝説に対して対面選出を形成出来る襷枠が欲しかったが、その中でも「2手目のコライドンが貫通される巧み黒バドに対して、欠伸という汎用性のある技で起点回避出来る」「きつめなキラフロルに超有利」「拘りミライドン・黒バドの一貫を切ることが出来る」ことを評価して、アカツキガチグマを採用した。

この4体は単純な殴り合いは強いが、「特殊禁止伝説の積み」「キラフロルを自由に選出させる」「状態異常耐性の無さ」「地割れの一貫」「グライオンに詰まされる」「みがまも白バドがきつい」等が課題だと感じたので、それらを補完出来ると思い、地震+みがまもグライオン、鉢巻飛行テラスハッサムを採用。

構築が完成した。

レンタル

個体紹介

コライドン@突撃チョッキ 緋緋色の鼓動

テラスタイプ:炎

意地201(204)-198(196)-136(4)-*-122(12)-167(92)

 

ニトロチャージ フレアドライブ ドレインパンチ 蜻蛉帰り

 

HB-特化パオジアンの氷柱落とし11/16耐え

HD-臆病黒バドレックスの+1サイコキネシス66.3%で2耐え

A-11n

S-最速イーユイと同速を仕掛けることが出来る

遅いチョッキミライドンを抜ける、最速ルナアーラ(ウーラオス)を抜けるライン

 

殴り合い最強禁止伝説。

他の禁止伝説と比較して、高火力とS上昇を1ターンで行えるという分かりやすい殴り合いの強さを持ち、物理禁止伝説としても、上からの蜻蛉帰りにより物理受けへの交換を自然に咎めることが出来るという他に無い強力な性能がある。

コライドンに突撃チョッキを持たせることで特殊アタッカーへの安定性が高くなるのは当然のことだが、従来の電気テラバースト型では「禁止伝説としての打ち合いの強さが局所的になってしまう」「テラバーストが必須」「地面テラス眼鏡ハバタクカミまでケアしたハバタクカミに打てるまともな技が無い」の3点が構築レベルでの課題だと感じたため、水に対する崩しと電磁波ハバタクカミへの完全耐性は割り切り、炎テラス×ニトロチャージで採用。これにより、「テラスニトロチャージが殴り合いで強く、地面テラスと元タイプのハバタクカミに一貫する」「テラバーストを採用せずとも、フレアドライブで崩しと殴りを行う」ことで解決を目指した。また、炎テラスは鬼火が効かないことから、突撃チョッキと合わせて黒バドの型の多様化にも自然に対応しやすい。さらに、「高火力回復技のドレインパンチ」「受けと行動保障を崩す蜻蛉帰り」を採用することで、対面性能と並び単位での崩し性能を両立するポケモンになり、禁止伝説としての強さを存分に感じることが出来た。

特性による晴れは自身はもちろん、最強格パラドックスポケモンであるハバタクカミを強化し、破壊してくる水ウーラオスを弱めることが出来る。そのため、対面・サイクルを柔軟に行うスタンダード構築の禁止伝説枠の性能として理に適っている。

ごくたまに、フレアドライブ火傷の上振れを享受することが出来た。

ハバタクカミ@拘り眼鏡 古代活性

テラスタイプ:フェアリー

臆病149(148)-54(個体値0)-88(100)-179(188)-156(4)-180(68)

 

ムーンフォース シャドーボール ドレインキッス 滅びの歌

 

HB-陽気パオジアンの氷柱落とし確定耐え

無振りヘイラッシャのヘビーボンバー最高乱数切り耐え

特化カイリューの鉢巻地震75%耐え

HD-特化ミライドンのイナズマドライブ14/16耐え

臆病ハバタクカミの眼鏡テラスムーンフォース13/16耐え

C-出来るだけ高く

コライドンの蜻蛉帰り+ムーンフォースが無振り黒バドに190~

S-最速110族+2

 

パラドックスの神。

種族値や技の性能が高いポケモン達の集合であるパラドックスポケモンの中でも抜けて強いハバタクカミであるが、レギュレーションFまではブーストエナジーを持たせなければ実質特性が無いポケモンであった。しかし、レギュレーションGでは最強の相方であるコライドンと共に採用することで、そのパワーを限界まで引き出すことが出来る。今回は絶対的な強さを引き上げたいと思い最大値が大きい「S活性×拘り眼鏡」で使用したが、このおかげで簡単な受けを許さず上からの縛り性能も高くなった。ここに構築単位でのシナジーを合わせると、「コライドンと黒バド対面の引きと突っ込みの嚙み合いを、炎テラス蜻蛉帰りと活性眼鏡ムンフォで、解消する」のような両対応の択を自然に増やすことが出来た。このように、活性と持ち物の組み合わせを工夫することで、従来の眼鏡orブーストエナジーでは成し得ない次元の強さをカスタマイズする事が出来る。

一般的に、眼鏡ハバタクカミはミラー意識の最速が多いが、こちらのコライドンが相手のハバタクカミに強いため、Sを削って耐久方面に努力値を割くことで、「S活性での上からの行動」「一発耐える耐久」を両立し、行動回数を増やした。

拘り眼鏡×ドレインキッスはS9の最終構築でも使用したことがあるが、パオジアンやウーラオスが強いルールでは選出順番やプレイングの選択を広げることが出来るため、レギュレーションGでも変わらず使用感は非常に良かった。

「滅びの歌」は数的不利の捲りを前提とした構築(主に、瞑想ルギア等)やギミック構築(小さくなるバトン等)に強く、殴りとサイクルの穴を埋めることが出来る。

テラスタイプのフェアリーは、一貫性の高い崩し性能とゴースト(黒バド、ミラー)への対面性能を上げる最強一致テラス。

 

ヘイラッシャ@食べ残し 天然

テラスタイプ:炎

腕白257(252)-120-176(196)-*-93(60)-48(個体値16)

 

欠伸 守る 地割れ ウェーブタックル

 

H-16n+1

HB-11n

残飯2回込み、特化白バドレックスの電気テラバースト×2を98%耐え

残飯2回込み、特化パオジアンの電気テラバースト×2を65.6%耐え

HD-臆病ハバタクカミの眼鏡テラスムーンフォース確定耐え

S-最遅白バド抜かれ(トリル下で上から欠伸を打ちたい)

 

まあまあおかしいポケモン

ザシアンに有効な特性「天然」を持つポケモンは、8世代ではその特性の強さ故に種族値が抑えれているヌオーが主流であった。しかし、9世代で登場したこのポケモンは、HBDが150-115-65と圧倒的な耐久力を持ちながらも、「地割れ・欠伸・ウェーブタックル」の存在により自らがかなり高い崩し性能を持ってしまっている。はっきり言って、おかしいポケモンである。今回は、そのバグがザシアンに対しての唯一無二の強さになっていると思い採用したが、スペックの高さから取り巻きに何がいても選出を否定されることがなく、仕事量も安定しており、かなり使いやすかった。

技構成は、詰めで強い「食べ残し×欠伸×守る」、安定した崩し技としてコライドンとハバタクカミに強い耐性である炎に抜群を突ける「ウェーブタックル」、グライオンの毒拒否の眠るとカミコライを完封する極端な受け(ドオー+ヘイラッシャ等)に対しての崩しになり、確率引っ掛けにの選択肢があることで対面性能を底上げする「地割れ」の4つ。どれも外せない最強の技であった。

9世代の一撃必殺は、「テラスタルにより、攻撃性能の低い耐久ポケモンに抜群を突けなくなって負ける」という負け筋を減らすことが出来るため、技スペースの嚙み合いも考えて構築の穴を上手く埋める形で採用した上で、負け筋を作る甘えた打ち方を全くしないように徹底することで、「他の要素に対して勝率を極端に下げることなく、詰ませやサイクルに対しての勝率を引き上げる」ことが出来る。テラスタルに限ることでないが、ポケットモンスターは良くも悪くも確率が絡むゲームであるため、メンタルに左右されることなく絶対的な勝率を上げに行く心を持ち続けることが重要だと思う。

 

ガチグマ@気合いの襷 心眼

テラスタイプ:ノーマル

控えめ189(4)-67(個体値0)-140-205(252)-85-104(252)

 

ブラッドムーン 大地の力 真空波 欠伸

 

C-特化

大地の力+真空波が無振りミライドン(ザシアン)に179~

ブラッドムーン+真空波で無振りコライドンを59.4%で落とせる

大地の力+真空波で無振りウーラオスを90.6%で落とせる

S-ぶっぱ

 

最強の熊。

上述の通り、チョッキコライドンやハバタクカミの殴り合い性能は非常に強力であるものの、拘った黒バドやキラフロルが厳しく、またいななき以上の展開(無理矢理2手目で巧まれる等)をされると貫通されてしまう。そこで、これらを補うために、従来では存在することが無かった「襷を持たせて、欠伸を採用する」という工夫を施した上で、アカツキガチグマを採用することにした。この工夫のおかげで、「キラフロルに対して、大地+真空波の縛り方で、こちらの襷が残るor仕事があまり出来ないという2択を迫る強さがある」「拘りアストラルビットの一貫を切れる」「黒バドの積みに対して、欠伸が有効である」というような、他のポケモンでは成し得ない方向性の強さを持つことが出来る。また、単純に欠伸とブラッドムーンは相性が良く、この技があるだけで「目の前のポケモンが眠るか、望まないポケモンにブラッドムーンが入るか」という2択を迫ることである程度の崩しも遂行することが出来る。

襷を持っているのは、上記の通りキラフロルに有利になるのはもちろん、黒バドをはじめとした高火力ポケモンに対して安定した行動保証を作るためである。特に、「襷×欠伸」の組み合わせは、2手目のストッパーとして非常に優秀であり、相手の欠伸+積みに対しても、1体を眠らせながら無理矢理突破してから襷を使って切り返すような戦い方の選択肢を持つことが出来た。

テラスタイプは、ブラッドムーンの火力を上げることで欠伸と合わせて無理矢理崩しが出来たり、弱点を減らすことで対面性能が高くなるノーマル。

グライオン@毒毒玉 ポイズンヒール

テラスタイプ:鋼

腕白179(228)-115-165(36)-*-126(244)-115

 

地震 毒々 身代わり 守る

 

HB-陽気コライドンの鉢巻逆鱗最高乱数切り耐え

HD-特化ミライドンの流星群11/16耐え

臆病黒バドレックスのアストラルビットに13/16で身代わり貼れる

 

毒の王。

地割れ無効でありながらポイズンヒールを持つ現環境相当エグいポケモン。一般ポケモンの飛行枠という見方をしたときに、カイリューグライオンの2強になるくらいには強いと思っている。

具体的に、「ポイズンヒール回復」が相手の低火力の展開ポケモン(メテオビーム以外のキラフロル、鉢巻以外のホウオウ、オーロンゲ、受けポケモン全般)に強く、そこから「身代わり×守る」でのTODに持っていくことが出来てしまう。これらの要素は、展開系の構築に対してかなり有効であり、軸できつめだった「オーロンゲ+黒バド」に対して、かなりの勝率を得ることが出来た。もちろん壁構築を使っている人もグライオンがきついことは分かっているため、基本的には何かしらの対策を用意しているが、前期はその多くが汎用性が圧倒的に高い水ウーラオスであり、コライドンの晴れで抵抗出来ているのが、構築単位での強さである(コライドン+グライオンの相性の良さ)。

特に何の変哲も無い普通の型だが、現環境のグライオンの破壊のされ方として、「挑発グライオン一点読みの鋼や毒での強引な崩し」があると思ったので、抵抗力を付けるために、地震を採用している。特に大きいのは対キラフロルで、地震があるだけで「好きなタイミングでワンパン出来るし、毒も押しまくれる」という圧倒的有利対面を作ることが出来る。

また、晴れ下で叩きマリルリやゴツメアシレーヌを流すことが出来たり、ヘイラッシャとハバタクカミが呼ぶ電気テラスチョッキコライドンを受けることが出来たりと、晴れ込みでの独特な耐性によるサイクル形成も強力であった。

テラスタイプは、ガチグマのハイパーボイスで貫通されないために鋼(ヘイラッシャと合わせた選出を意識した)。半減が多いことから、1ターンの耐性変化としてかなり優秀であり、身代わりを強引に残す立ち回りも行うことが出来た。一方、積み黒バドにも多く選出をしていたことから、ノーマルや悪等のアストラルビット無効のものにも可能性を感じている。

 

 

ハッサム@拘り鉢巻 テクニシャン

テラスタイプ:飛行

勇敢177(252)-200(252)-121(4)-*-100-63(個体値0)

 

バレットパンチ 蜻蛉帰り ダブルウイング 叩き落とす

 

H-総合耐久指数意識ぶっぱ

特化パオジアンの+2不意打ち7/16耐え(B4でここがずれるため、端数はB)

A-特化

飛行テラスダブルウイング+火傷飛行テラスダブルウイングで213(252)-154(236+)ホウオウを77.9%で落とせる

飛行テラスダブルウイング×3がHB特化ヘイラッシャに342~402(=残飯でも少し余裕を持って押せる程度)

S-欠伸カバルドン、宿り木白バド抜かれかつ、最遅クイックターンママンボウに同速を仕掛けさせることが出来る最遅

 

最高のラストピース。

グライオン」「宿り木白バド」などの嵌めポケモンに対して唯一無二の強さがあり、更にタイプがここまでで選出画面では重かったパオカミに強いことから、選出画面・実際の選出の両方を強化する事が出来た。

先制技のバレットパンチ、対面操作技の蜻蛉返り、連続技のダブルウイング、持ち物を落とす技の叩き落とすと、様々な種類の攻撃技を高火力で打つことで、多くのサイクルへの崩しと殴りを遂行する事が出来る。

特に、飛行テラス×ダブルウイングが強力で、テラスタルの仕様(一致テラスは4/3倍で不一致テラスは1.5倍)上カイリューの鉢巻飛行テラバーストよりも高い火力を出せることから、その一貫性と合わせて「ヘイラッシャ、ホウオウ、ムゲンダイナ、ママンボウ」等のHB種族値が高いポケモンも無理矢理崩せてしまう。このとき、飛行テラスになることで、「地割れ」を無効にしながら崩しを行えるのがとても良かった。

今回は出す構築の種類をある程度明確に定めていたので、不意の炎テラバーストで焼かれる場面は一度も無かった。今までテラスタルルールでは4倍弱点持ち(特に、遅いポケモン)は弱みだと考えていたが、その裏目が起こらないような構築への組み込み方をすることで、弱みを消しながら強く使えたため、固定観念に囚われず柔軟に考えることの重要性を再認識した。 

 

要点

超パワー 

種族値・技・特性・持ち物を最大限活かした超パワーを誇る構築にし、「再戦等の型バレに強くなる」「選出択を軽減する」「対応範囲を広くする」ことを可能とした。

晴れを活かす構築

晴れのターン制限とのシナジーがある蜻蛉帰り、守る、欠伸、毒々といった技を上手く組み込むことで、強い立ち回りを柔軟に行えるようにした。また、古代活性や水半減を強みとして発揮出来るように逆算して考えて、水ウーラオスに弱いが絶対的に強いポケモンを入れる等の工夫を施した。

圧力のある理に適った穴埋め

相手視点の見え方として、タイプ相性が良く対策の方法が構築の軸にとって楽なものになるような適切な穴埋めを行うことが、選出の有無に関わらず少なからず勝率に貢献してくれる。

選出

コライドン 

①対面系(ガチグマ、ディンルー)・・・コライドン+ヘイラッシャ@1

コライドン+ハバタクカミで特殊を、ヘイラッシャで物理アタッカーに殴り合いを行いたい。スケイルショット型が多いため、テラスタルを初手から切ることが多かった。

②サイクル系(ランドロス)・・・コライドン+グライオン@1

ランドロスの蜻蛉帰りと電気テラスチョッキコライドンに強いグライオンを軸に、コライドンの殴りとグライオンTODを押し付ける。

 

ミライドン 

基本的にヘイラッシャ以外の5体から相手の構築に合わせて3体選出する。コライドンは全部出した。ボルトチェンジに負けにくい、コライドン・ガチグマから投げることが多い。

 

黒バド 

相手の構築に合わせて3体選出する。コライドンは全部出した。キラフロルがいる場合はガチグマorグライオン、オーロンゲがいる場合はグライオンを選出することが多い。

いかにいななきまくられないかが重要。

 

ザシアン  

・・・ヘイラッシャ@2

殴り合いの力が高すぎるザシアンに対しては、ヘイラッシャのおかしさを押し付ける。ザシアンを選出されない場合は殴りが弱くなり、ザシアンを選出された場合はヘイラッシャが最強になるので、かなり勝つことが出来たと思う。

 

テラパゴス 

・・・グライオン@2

身代わり×守るが対面からの詰ませとして完封級の強さを誇るグライオンを軸に考えることがほとんど。物理格闘チョッキであるコライドンも選出することが多かった。

 

白バド 

・・・ハッサム@2

宿り木型、トリル型に両対応しやすいハッサムを軸に選出する。炎テラスタルが刺さるため、テラスタルを前提にコライドンを投げることがほとんど。

 

その他

対面はシンプルに殴りつつ、詰ませには滅びやみがまもを、サイクルは高火力や一撃必殺や毒を刺すことが出来るため、相手の構築を見て選出を合わせていた。

 

重いポケモン

受けの叩き落とすグライオン

切っていた。当たらなかったから負けたことは無い。

 

スケイルショットコライドン+ランドロス

コライドン軸のランドロスの採用理由をゴツゴツメットと仮定していたため、ランドロス入りのスケイルショットコライドンを割り切る組み方をした。当たったら1ターン目で負けるリスクがあるが、予想通り存在しなかったため、負けたことは無い。

 

構築の軸を殴りに寄せているため、こちらの型がバレている時の受けサイクルは流石に不利になりがちである。

 

結果

TNバイオレット 最終1位-2188 71-19

TNスカーレット 最終9位 127-68

最後に

最終1位を取ることが出来てとても嬉しいです!今回は、序盤から終盤まで思考を続けることで、プレイングと構築の質を上げることが出来たのが良かったと思います。実際に、欠伸襷ガチグマは他の構築を使っていた際の発想でした。

今期は朝8時40分時点1位2位であり、2位のロムが負けている間に1位が2位に落ちてしまいましたが、2ロムが極端に高かったことから他の人のレート変動を予測することが出来、最近の最終1位付近の「最後は潜る」という風潮から「今期は、最終更新2位は潜らない方が最終1位の期待値が高い」と考えました。結果的に1位を取ることは出来ましたが、やはり最終1位は何かしらの運命が関係することは間違いなく、結局のところ構築とプレイングを限界まで高めて、最終1位圏内に行く回数を増やすことが重要なのかなと思いました。

最高ゲーム、これからも1位を目指して頑張っていこうと思います。

最終日対戦動画

https://youtu.be/LOwWUBqHk3A?si=utwI95mx86z_kt-X