こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS32で使用した構築を紹介します!
並びは↓です!

それでは構築を紹介します!
コンセプト
・環境メタ
・身代わり×吹き飛ばし展開の成功の確率を上げる
構築経緯
S32はコライドン+ゴースト禁止伝説+ディンパオのスタン構築が明らかに増加したシーズンであった。パワーの高いこの構築が蔓延する環境では、「ミラーを解決した状態かつ相手が対応出来ないように使用する」または「対策する側に回る」の2択であったが、最速眼鏡ルナアーラ・最速スカーフコライドン・最速聖剣パオジアン・HD撒き菱ディンルーでS31に自分が前者のパターンを体現していたこともあり、S32では自分が納得出来る形は存在しないと結論付け、メタに回ることにした。
メタに回るにあたって最も難しいところは、「初手の拘り、積み、パオジアンの押し付け」「みがまも、地割れ、塩漬け欠伸の詰め」など、「勝ち筋が非常に多く、そのどれもが強力」な点である。
そこで、これらのうち解決が必須なヘイラッシャの欠伸・キョジオーンの塩漬け・グライオンの毒毒の強力な詰ませを身代わり+サイコノイズで能動的に崩せて、積みに対しても「吹き飛ばし」で対応可能な食べ残しルギアを軸に選定した。
このようなルギアはアンコール・挑発等の補助技を阻害してくる要素に弱い他、絶対零度(orテラスタル後の地割れ)が弱点になるため、それらに一様に裏目を付ける毒びしを撒くことが重要であると考えた。そこで、黒バドレックスに対応しやすく、威嚇でコライドン・パオジアンも流しやすいハリーマンを採用。
第二の禁止伝説は、毒無効の鋼とサイコノイズ無効の悪に圧倒的な強さがあり、受けにくい水ウーラオス・カイオーガに対応出来る高速枠として、スカーフコライドンを採用した。
この3体では、ミライドン及び「ステルスロック拒否」(キラフロル・テラパゴス・テツノワダチ等のスピン勢)の相手が難しいことがあったため、両方に戦いやすい設置技持ちとして、エナジーテツノワダチを採用。
ルギアの弱点として、「ルギアの性能が設置技に依存するため、設置技を有効に使えない並びの相手が難しい」だと考えていたので、これが当てはまる
①ブーツ黒バドレックス(ママンボウ+ホウオウ)
②ホウオウ+設置技拒否
③再生マントダイナ+ホウオウ(のような完全受け)
④ドーブルバトン
に対して、①②③に強い剣舞礫パオジアン、②③④に対するラム挑発ハバタクカミを採用。
構築が完成した。


個体紹介

ルギア@食べ残し マルチスケイル
テラスタイプ:毒
図太い211(236)-85(個体値0)-200(252)-110-174-133(20)
サイコノイズ 身代わり 吹き飛ばし 自己再生
H-4n+3
HB-A4ホウオウの聖なる炎を身代わりが最高乱数切り耐え
特化コライドンの鉢巻テラスフレアドライブを受けて、75%で再生+食べ残しで満タンまで回復
S-準速カイリュー抜き
耐久概念ポケモン。
耐久種族値の高さとマルチスケイルによって、特別な崩し方を相手に要求することが出来るのが非常に強力。それに加え、「一撃技・状態異常を拒否する、身代わり」「積みをリセットする吹き飛ばし」といった要素が強く、設置技を撒いた状態で「サイコノイズ+吹き飛ばし」を行うことで相手の耐久に強く出ることが出来る。
これによって、高火力・積み・状態異常・一撃技・逃げ切りTODといった多様な勝ち筋を持つことが強みである、レギュIスタンをがんじがらめにすることが出来た。環境が荒れているときには、荒れている要素に対応させて自分のプレイングを押し付けるのがマシであると実感した。
スタンを使っていた経験から、身代わり×吹き飛ばしの一番の弱点がグライオンだと確信していたので、毒テラスの採用を構築の組み始め段階に持っていくことで、最終的な勝率を最大に出来たと思う。
吹き飛ばしのターン調整や身代わりで下振れを減らすorPP枯らしの詰め方など、細かい部分のプレイングが大切な繊細なポケモンなので、丁寧にプレイングを行うことが勝率に直結しやすいと感じた。かなり丁寧に扱えたので、言ってしまえば、最強だった。

コライドン@拘りスカーフ 古代活性
テラスタイプ:ノーマル
陽気175-187(252)-136(4)-*-120-205(252)
A-ぶっぱ
S-最速
レギュI最強禁止伝説。
ルギアが火力で突破されうる数少ないポケモンである、火力アップアイテムor積みを持つコライドン・ミライドン・黒バドレックスの上を取ることが出来、水テラス鉢巻ウーラオスにサイクルを可能とすることを評価して採用した。
ルギアとの相性はそれだけにとどまらず、「サイコノイズ無効の悪に対して、全ての技が通り、一致抜群をつくことが出来る」「コライドンが呼ぶヘイラッシャ・ママンボウ・ランドロス等の物理受けに対して、ルギアが滅法強く出れる」という強みが素晴らしく感じた。
レギュIのコライドンは数が多く対処の難しい黒バドレックスに対して、「設置技+スカーフ」でかなり安定して倒せるのが最強だが、今回はそのさらに上をいく、ノーマルテラスで採用。ノーマルが拘りアストラルビットに強く、スカーフがスカーフ以外の黒バドレックスに強いため、ノーマル×スカーフを組み合わせることで、全ての黒バドレックスに強く出ることが出来た。

ハリーマン@メンタルハーブ 威嚇
テラスタイプ:ノーマル
腕白191(244)-135-158(228)-*-90(36)-105
毒針千本 毒びし まきびし 挑発
HB-陽気コライドンの+1スケイルショット5発耐え
特化コライドンの-1スケイルショット10発95.9%耐え
陽気コライドンの鉢巻テラスフレアドライブ確定耐え
HD-臆病黒バドレックスの眼鏡テラバースト最高乱数切り耐え
臆病黒バドレックスのアストラルビット確定2耐え
ハリーマン@気合いの襷 威嚇
テラスタイプ:ノーマル
腕白191(244)-136(4)-118(20)-*-90(36)-143(196)
毒針千本 毒びし 撒き菱 挑発
HB-特化ウーラオスの鉢巻水流連打99.8%耐え
HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット確定2耐え
S-準速90族抜き
最速ドーブルと準速テラパゴス意識
レギュIスタンメタ。
ノーマルテラスと悪半減を両立することで黒バドレックスに強く、威嚇によってコライドンやパオジアンにも抗えるのが強力であった。ハリーセンの方が耐久だけを見れば高いのだが、「気合いの襷が確定するため、選出画面での絶対零度の期待値がかなり上昇する」「火力が無いため、挑発に弱い」ことが弱点と感じ、耐久振りのハリーマンでも行動保障を得られることが分かったので、こちらを選択した。
採用理由の毒びし・強力な殴り技の毒針千本を確定。残り2枠は撒き菱・挑発を採用。
撒き菱は、毒が入っている構築にも設置技ポケモンとして選出する選択肢を作るため。挑発は、グライオンの毒に対して数的不利を取らずにルギアを着地させるのと、受けへの回復阻害とアタッカーの積み・身代わり阻害で詰めを安定させるために採用している。
特筆すべき点として、グライオンが地震と挑発を両立していることがほとんど存在しないため、毒針千本の採用によって、毒テラスルギア・コライドンと合わせてほぼ全てのグライオンに後出しじゃんけんで対応することが出来るのが非常に強力であった。
一方で、毒針千本の50%が信用不可能である点と、毒・鋼に対面ですることが無いことが課題。ただ、これらは選出画面で分かりやすいため、相手の構築をみて自分のプレイングを合わせにいくだけで十分解決することができたように思う。
当初は黒バドレックスのアンコールとコライドンの挑発を無視出来る耐久に厚く振ったメンタルハーブ型で固定していたが、絶対零度パオジアン・意地鉢巻炎テラスフレアドライブにワンパンされることが増えたため、気合いの襷と入れ替えて使用していた。

テツノワダチ@ブーストエナジー クォークチャージ
テラスタイプ:草⇔水
陽気195(236)-142(76)-141(4)-*-91(4)-165(188)
HB-意地パオジアンの聖なる剣+氷の礫確定耐え
HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット確定耐え
特化ミライドンの眼鏡流星群確定耐え
A-地震でパオジアン確定2発
叩き落とす×2がルナアーラに228~
S-最速ルナアーラ+2
第二設置ポケモン。
ハリーマンは威嚇や毒びしでサイクルの中で有効な選択を行い有利展開を目指していくポケモンである反面、テツノワダチはステルスロック+叩き落とす+我武者羅によって、相手に即効性のある負荷をかけて崩していくことが可能。これによって、相手のステルスロック否定の価値を下げて(そもそもキラースピンは無効)、設置技に依存せずに殴りにいける要素が強力であった。
また、タイプがミライドンの一致技に強く、コライドンと合わせてオーバーヒート・水テラバーストをいなすことで、ミライドン入りに対して安定して勝率を高めることが出来た。

パオジアン@気合いの襷⇔命の珠 災いの剣
テラスタイプ:ステラ
意地155-189(252)-101(4)-*-85-187(252)
氷柱落とし 不意打ち 氷の礫 剣の舞
A-特化
S-ぶっぱ
破壊の剣。
剣舞×礫不意打ちが非常に強力で、ハリーマン+ルギアが有効になりにくい、ホウオウ+ママンボウ+ブーツ黒バドレックス及びテラパゴス+ママンボウの並びに対して、剣舞礫不意打ちで滅法強く出ることが出来る。
ステラ氷柱落としor珠氷柱落としによってHBホウオウをワンパン出来、襷での行動保障または珠での火力上昇でステルスロック込みでテラパゴスを崩しにいけるのが強力であった。
剣舞×珠×ステラ氷柱落としで、変身したHBテラパゴスをステルスロック込みで確定で落とせる程の火力がある。(237~入る)

ハバタクカミ@ラムの実 古代活性
テラスタイプ:フェアリー
控えめ143(100)-54(個体値0)-89(108)-202(228)-156(4)-164(68)
ムーンフォース パワージェム 瞑想 挑発
C-+1パワージェムでH252ホウオウを最高乱数以外落とせる
HB-陽気パオジアンの氷柱落とし13/16耐え
HD-特化ミライドンのイナズマドライブ10/16耐えという
タイプが神のポケモン。
ゴースト・フェアリーで古代活性という要素でコライドンに圧力をかけることが出来る他、コライドンとの相性が良いため、「コライドン+ハバタクカミ」押し付けを相手に切らせない事を評価して採用。
その上で、型は構築の穴を埋めるものならなんでも良かったので、明確な解答が無かった受けループ及びドーブルバトンに強いラムで採用。
毒と胞子無効となるため「ムゲンダイナを瞑想で崩す」「アローラベトベトンの後出しを崩しやすい」「ドーブルに対して、後出しから挑発が安定する」と、従来のハバタクカミとは違う方向性の強さを得ることが出来た。
レギュIの受けループはホウオウでハバタクカミを対処してくることが多かったので、控えめ×瞑想×パワージェム採用で後出しを安定して狩るのがとても強力であった。
要点
確率引っ掛けの拒否 



確率引っ掛けが流行している環境だったので、その拒否が理論的に可能な軸から構築を作ることで、勝率を安定させることを目指した。
受け⇔攻めの切り返し 

詰ませと高速高火力の両立によって、「相手のポケモンを削って、攻めを通す」「相手の崩しを潰して、詰ませる」といった多様な勝ち筋を狙うことが出来、これがプレイングの柔軟性の高さに繋がった。
勝率を高める補完枠 

選出画面での圧力の良さと、勝てない部分に勝てるようになる要素を併せ持つポケモンで軸の補完を行うことで、「選出してもしなくても勝率を高める」ことが可能である。
選出
重いポケモン
ケア不能な挑発持ちの悪タイプ
本構築はルギアのサイコノイズと、悪に強いコライドンが軸になっているので、コライドンでケア出来ない悪タイプが挑発を持っているパターンが非常に厳しくなっている。具体的に、少ないながら環境に存在していた挑発パオジアンは、裏から出されると多くの場合不利な試合になっていた。
見えにくい設置技×吹き飛ばしの拒否
キラフロルやテラパゴス等の見えやすい設置技×吹き飛ばしは楽ではないものの、「設置技×吹き飛ばしを出さない」ことで選出を合わせることが可能である。しかし、「霧払いハッサム」のような環境に存在しないような設置技×吹き飛ばし拒否の手段に対しては、「選出が変えれずに、1ターンのびっくり技で負ける」ことがあった。
結果
TNスカーレット 最終12位 97-52

最後に
レギュIも3シーズン目となり構築の軸選択が中々難しいところでしたが、環境の傾向を読み取り、かなりストレスフリーに対戦が出来る構築にすることが出来て良かったです。構築、プレイングともに満足のいくものが出せたと感じる一方、レートを上げるのが間に合わなかったことが課題でした。最終日200位スタートから2時~8時のうち5時間の取り組みだったので、流石に足りなかったかなと思います。
難しいシーズンだったとはいえ、もう少し構築完成やレート上げを早めることが出来たかなと思うので、改善していきたいです。
これからも頑張ります。ここまで閲覧ありがとうございました!
S32最終日の回線について
S32最終日は外泊先で潜っており、回線が不安定だったため、通常の回線切断による敗北に加えて「選出画面でマッチングが切れ、ランクマッチのトップ画面に戻される」という事象が発生していました。「試合中には一度も切れていない」「こちらが勝ち扱いになることは一度もなかった」ため、当時は重く受け止めず、単なるバグかと思い、そのまま続行していました。
ただ、後から冷静に考えてみると、対戦相手からすれば「マッチング回避」と受け取られてしまう可能性のある挙動だったと気づきました。完全に自分が甘かったと思います。ここで改めて強調いたしますが、特定の相手を狙ってマッチングを操作するような意図は断じてありません。 完全に偶発的な通信不良ではありますが、結果的に相手のマッチングに影響を与えてしまったことについては心よりお詫び申し上げます。
本来であればすぐに説明したかったのですが、それを行うと同時に隠していた構築軸が明らかになってしまうため、公開のタイミングまで遅くなってしまいました。
このような事象は普段のランクマッチではほとんど起きませんが、今後は最終日(潜るときは特に)最終日に限らず安定した回線環境(自宅など)から潜るよう徹底いたします。