Origin Regression

Single battle

【S30最終23位】幽玄ダイナパゴス

こんにちは!シーズンお疲れ様でした。

今回はS30~31にかけて使用していた構築を紹介します!

並びは↓です!

この構築はオーガポン以外の5体を固定して、持ち物や技含めいくつかの組み合わせで使用していたので、それぞれ紹介していきます!

それでは構築を紹介します!

 

 

 

 

ンセプト

後出しじゃんけんが出来る受けサイクル

・定数を絡めて安定した詰めを行う

構築経緯

新環境であるレギュIは、レギュGと制限の数以外同じルールであるため、単体のヒエラルキーは大きく変わらず、黒バドレックス・コライドン・ミライドン・ザシアン(1ターン目)のテラス込みのパワーは依然として凄まじいものがある。しかし、以前と比べて選出のパワーが飛躍的に上昇したことから、これらのミラーで五分以上に渡り合うためには安定性をある程度割り切る必要があり、「無効のあるメインウェポン」「同速の不毛さ」「不撓の剣のサイクル性能の低さによるプレイング破綻」といった不安定な要素が目立つように感じた。

これに加えて、上記4体とそれ以外とで禁止伝説のパワーに歴然とした差があるわけではないことから、「禁止伝説としてのパワーを安定して押し付けることが出来る」構築の方が勝率を高めやすいと考えた。ここで、安定性とパワーを両立する手段としては、「定数を絡めた詰ませの押し付け」が対応のしやすさと対応のされにくさの観点から、最も理に適っていると思ったので、ムゲンダイナを第一の禁止伝説として構築を組み始めた。

次に、受けにくい黒バドレックス+コライドンに対して、数値とタイプの両方を活かすことで対応出来ると考えた。ただ、現環境は受けに強い受けであるキョジオーンやグライオンの採用率が高く、これに選出択をしないことも必須項目であった。そこで、「耐久数値が高い」「アストラルビット無効かつ抜群を取られにくい」「吠えるでの流し」を評価して、第二の禁止伝説として、テラパゴスを採用。

この2体では、「剣舞コライドン・パオジアン」「鉢巻コライドン・パオジアン」「ザシアン」が厳しいため、これをムゲンダイナのテラスと合わせて対応することが出来るヘイラッシャを採用。

ムゲンダイナ+テラパゴス+ヘイラッシャを基本選出として構築を組み始めた。

この3体は設置技のみなら、こちらの定数で先に削り切って詰めるのが難しくない一方で、「設置技+テラパゴスより早い吹き飛ばし」に対して、先に削り切られる弱点が容易に想像出来た。これに強い4枠目として、「吹き飛ばしルギア・ホウオウ」に強く、軸との相性が抜群な悪テラス挑発グライオンを採用した。

ムゲンダイナは毒ポケモンに強い毒であるため、ダメージソースを毒に依存しても崩れにくいのが大きな強みだが、一部毒無効でこちらを崩してくるポケモンが存在する(ムゲンダイナミラー、日ネクなど)。また、ムゲンダイナ+ヘイラッシャの組み合わせでは、攻撃的な並びの鉢巻白バドレックスが厳しい。さらに、挑発ハバタクカミが楽ではない。

そこで、これらに選出圧及び実際に選出して勝率を高めやすい強い物理アタッカーとして、パオジアン+vs鋼・ハバタクカミ枠を採用。

パオジアンは構築との相性が悪くない限り、入れない理由を探さなければいけない程強いと考えていたので、ムゲンダイナ・テラパゴス・ヘイラッシャ・グライオン・パオジアンまでを固定し、持ち物や技を調整しながら構築を完成に近づけていった。

個体紹介

ムゲンダイナ@気合いの襷⇔食べ残し プレッシャー

テラスタイプ:フェアリー

穏やか247(252)-*-133(140)-165-143(116)-150

 

ダイマックス砲 毒毒 毒菱 自己再生

 

HB-特化コライドンの鉢巻インファイト確定2耐え(〜246)

特化ディンルーの鉢巻地震50%耐え

HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット確定2耐え(残飯の場合は、等倍眼鏡サイコキネシスを78.5%で耐える)

特化ミライドンの眼鏡イナズマドライブ98.8%で2耐え

特化カイオーガの冷凍ビーム96.9%で2耐え

臆病ハバタクカミの眼鏡ムンフォ98.8%で2耐え

 

最強毒ポケモン

毒は定数の中でも状態異常であることから、一部の要素以外に永続で削りを入れられるため、サイクル下で崩しに対応していく動きが非常に強力である。一般枠で毒を撒いて禁止伝説で詰めるパターンと比べると、毒を初動で絡める動きの安定感が段違いであることは自明な採用理由であるが、それ以外にも、以下の要素が非常に強力であった。

①高耐久かつ、高速回復持ち

②ある程度の素早さと攻撃性能

③プレッシャー

詳しく説明すると、

①まず、高耐久再生持ちなおかげで、テラスを切るのが安定するパターンが多い。具体的には、鉢巻コライドンの半減インファイトや眼鏡黒バドレックスの等倍サイコキネシスが受かる耐久があるため、「裏にテラスが残ってないせいで、一貫を作られて負ける」ことが圧倒的に少ない。これが一般枠だと、「テラスを切らないと倒されるが、テラスを残さないと何かが一貫して負ける」場合がかなり多く、耐性変化で安定して詰め切ることは難しい。

②素早さと火力があることで多くの補助技に耐性がある。また、殴り合い性能の高さにより、キラフロルやオオニューラ等の毒ミラーにおいて、一方的に強く出られる。

③アストラルビット・イナズマドライブなどのPPが少ない技を枯らしたり、毒地震グライオンに対して滅法強く出れる。特に、毒を絡める上で、グライオンに安定しやすいのが素晴らしかった

弱点は、一撃必殺技(特に、零度パオジアン)と超高火力(鉢巻白バドレックス、等倍で嚙み合わせられる眼鏡ミライドン鉢巻コライドン)・一部の挑発(ハバタクカミなど)である。特に、襷でない場合は、残飯ヘイラッシャに対してさえ勝率を50%を切ってしまうため、2シーズン目以降に一撃必殺技が増加したことは向かい風であった。

持ち物に関して

気合いの襷は、テラパゴスにテラスを残しやすいことと、一撃必殺耐性が強力。

食べ残しは、テラス込みの粘り性能と、vs定数性能が強力。

調整は、耐久に多く振ることで、テラスでの一貫切りに意味を持たせた(スケイルショットで持ち物関係なくワンパンしてくるコライドンには全試合テラスを切るため、鉢巻コライドンのインファイト2耐えが襷でも重要である)。

テラパゴス@食べ残し テラスシェル→ゼロフォーミング

テラスタイプ:ステラ

図太い199(228)-103-160(124)-126(4)-147(132)-108(20)

図太い264(228)-112-160(124)-151(4)-147(132)-108(20)

 

ラクラスター 吠える 守る 眠る

 

H-通常時8n-1(残飯2回で、1/8定数ダメージからテラスシェルが復活)

HB-陽気コライドンの蜻蛉帰りダメージを残飯2回で確定でテラスシェル復活

HD-特化ミライドンの眼鏡イナズマドライブ×2をテラスシェル発動→テラスで確定耐え

S-遅いブリジュラス意識

 

テラパゴス@厚底ブーツ テラスシェル→ゼロフォーミング

テラスタイプ:ステラ

図太い202(252)-103-160(124)-125-147(132)-105

図太い267(252)-112-160(124)-150-147(132)-105

 

ラクラスター 吠える 寝言 眠る

 

HB-後出しからのテラスで、特化パオジアンの+2氷柱落とし99.6%で2耐え

HD-特化ミライドンの眼鏡イナドラに後出しして、テラス眠るを確定で出来る(EF+普通)

臆病黒バドレックスの眼鏡サイコキネシス確定2耐え

臆病黒バドレックスの+2サイコキネシス×2を後出し→テラスで確定耐え

 

唯一無二な禁止伝説。

対応の難しい黒バドレックスに対して、アストラルビット無効かつ抜群を突かれにくいタイプが優秀である。また、フェアリームゲンダイナで格闘抜群を補うことで、テラスシェル・ゼロフォーミング・HP増加で毒ターンを稼ぐ動きの強さを有象無象に押し付けることが出来た。

今回は少し珍しい「吠える」を採用。これがとても強く、「積みを流す」「身代わり+守るを流す」ことで、相手のアタッカーとキョジオーン・グライオンなどの詰ませの両方に強く出ることが出来た。このとき、毒びしを裏のポケモンに踏ますことが出来るのが強力なシナジーとなっている。

また、毒を使う際に厄介な相手の「毒無効テラス」にも「ステラクラスターで抜群を取れるようになる」のが強く、ムゲンダイナを強く使うことに繋がった。

技構成はテラクラスター・吠えるに加え、状態異常耐性のある詰ませが可能になる眠るまでを確定として、ラスト枠はアイテムに合わせている。

食べ残しの場合は、相性の良い「守る」。厚底ブーツの場合は、行動回数を無理矢理稼ぐ「寝言」を採用している。食べ残しか寝言があることで、キョジオーンの塩漬け連打に対して、流しながら詰ませる余裕を作ることが出来る。隠密マントよりも厚底ブーツを選択する理由は、後出しじゃんけんで対応を迫られるほどにキョジオーンよりも毒テラスまきびしディンルーが面倒であるから。

また、毒びしと合わせて粘れる範囲を広げられるように、耐久に最大限降った。これがとても強く、テラスシェルとテラスを合わせると、「眼鏡ミライドンのイナズマドライブに後投げから眠る」「巧みサイコキネシス黒バドレックスに後投げから、吠えるで流す」「意地パオジアンの剣舞氷柱落としに後投げして、吠えるで流す」といった信じられないような芸当が出来てしまう。

A個体値をVで採用することで、ハバタクカミやルナアーラムーンフォースCダウンを受けた後に、物理で殴る動きが可能となる。

ヘイラッシャ@ゴツゴツメット 天然

テラスタイプ:炎⇔鋼

腕白257(252)-121(4)-183(252)-*-85-55

 

守る 眠る 地震 雪雪崩

 

HB-ザシアン、コライドン、パオジアン、白バドレックス意識で特化

A-コライドンへのダメージ意識の端数

 

理を超えた怪物。

水×天然×高耐久による圧倒的な受け性能の高さが最大の強み。崩される要素に対して、並びでの処理ルートを事前に組み込むことで、遂行力を格段に高めることが出来る。まず、ヘイラッシャを崩す物理アタッカーを、以下の5つに分類した。

カイリューの鉢巻逆鱗、ウーラオスの鉢巻インファイト、パオジアンの鉢巻嚙み砕く

②鉢巻コライドンの格闘、ドラゴン技

③コライドンのスケイルショット

④電気ザシアン、パオジアン、白バドレックス

⑤やどみが白バドレックス

そして、これらに対して、

①ムゲンダイナのフェアリーテラス

②ムゲンダイナのフェアリーテラス

③ムゲンダイナのフェアリーテラス

④テラパゴスとムゲンダイナの数値の高さ

⑤高耐久の毒・毒びし・吠える

と、ムゲンダイナとテラパゴスで無理なく対応することが出来るようにしている。

技構成は、毒と相性の良い詰ませルートを取れる、眠る・守るに加えて、雪雪崩で「コライドン・カイリューを、地震で「ザシアン・炎鋼コライドン・電気パオジアン・毒鋼ポケモンを安定して削れるようにした。受けサイクルは、相手のサイクル数を安定して減らすことが勝率を高める1つの鍵であるため、これを可能とする「毒+攻撃技+守る」が強力であった。また、地震は物理アタッカー以外にも受かりにくいミライドンの削りとして優秀だったり、守るが毒稼ぎ・拘りロック以外にもフィールド・天候枯らしとして強く、伝説2体環境ならではの副産物を享受することが出来た。

炎テラス・鋼テラスは、ともに電気テラスや種マシンガン持ちの白バドレックス・パオジアン・ザシアンに強いタイプである。その上で、炎なら相手の炎オーガポンに強く、鋼の場合は電気テラス+鉢巻カイリュー等の並びに強く出れる。ムゲンダイナが炎オーガポンを相手しやすいため、最終的には、鋼に落ち着いた。

グライオン@毒毒玉 ポイズンヒール

テラスタイプ:悪

陽気179(228)-116(4)-146(4)-*-98(20)-161(252)

 

叩き落とす 挑発 身代わり 守る

 

H-4n+3

HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット確定耐え

S-ミラー意識最速

 

終末のモンスター。

ポイズンヒール」が最強。単純に回復することで行動回数が増えるのはもちろん、定数ダメージに強く、身代わり+守るで詰ませを行うことが出来る。禁止伝説をはじめとしたに高速高火力は一見厳しいように思わせて、耐久振りやテラスを合わせるとある程度の役割を持つことは容易である。

今回は、「相手のグライオン」「設置技+吹き飛ばしルギア・ホウオウ」を意識して、最速×挑発×悪テラス(サイコノイズ無効)で採用した。地面ではあるが、ミライドンに対して、ムゲンダイナ+テラパゴスまたはムゲンダイナ+テツノワダチと投げるこの構築において、HSベースは嚙み合いが良かった。ただ、ミライドン+鉢巻地面に対しては、ムゲンダイナ+HDグライオンが最も強いため、変更の余地はあると考える。

技構成は、有象無象への詰ませをするために、身代わり+守るまで確定させて、ラスト1枠にはキョジオーンや高耐久に挑発と合わせて強くなれる叩き落とすを採用した。叩き落とす+挑発は、無理矢理崩して相手を引かせる性能があるため、毒びしとの相性が良い

パオジアン@拘り鉢巻(厚底ブーツ、気合いの襷) 災いの剣

テラスタイプ:悪→ステラ

意地155-188(244)-125(196)-*-85-164(68)

 

氷柱落とし 嚙み砕く 不意打ち 氷の礫

 

A-出来るだけ高く

HB-無振りホウオウの聖なる炎75%耐え

特化白バドレックスの+1タネマシンガン5発84.4%耐え

S-最速ルナアーラウーラオスライン抜き

 

破壊の悪魔。

このポケモンがいるだけで「氷柱落としを打たれているだけで負けやすい選出」がしにくくなる。つまり、少なからず「毒テラスディンルー」のような、毒テラスポケモンに圧力をかけることが出来る。これにより、ムゲンダイナの初手が強くなることを期待した。

今回は、きついパターンが多めな白バド、ホウオウ、ムゲンダイナに強い型として、拘り鉢巻で採用。B振りにすることで、白バドとホウオウにかなり強くなり(鉢巻氷テラス白バドに対面殴り勝てる、HBホウオウの聖なる炎を耐える)、補完枠として上手く機能させられたように思う。

先制技を覚えるポケモンが少ない伝説に対して、2種の先制技で上から縛りやすいこのポケモンは、とても強力だと感じた。毒と不意打ちは、「毒ダメージと不意打ちでストッパーを行う」「不意打ちを透かす補助技を打つターンに、毒ダメージが嵩む」ことから、両縛りになる場面が多く、相変わらず相性が良い。

厚底ブーツ・気合いの襷で使用することもあったが、vs鉢巻白バドレックス性能と崩しを考えると、一番無難なのは鉢巻。S30当初は悪テラスで使っていたが、日食ネクロズマとミライドン+鉢巻白バドレックスの個体数の差を考えて、最終的にはミライドンを礫でワンパン出来るステラとした。「ミライドンを礫でワンパン」が冷静に考えると、あまりにもパワーワードと感じる。最強。

炎オーガポン@竈の面 型破り→面影宿し

テラスタイプ:炎

意地185(236)-188(244)-105(4)-*-117(4)-133(20)

 

ツタ棍棒 ウッドホーン 電光石火 剣の舞

 

S21最終4位のもの

 

ラストピースパターン1。

ハバタクカミに強い上、ムゲンダイナ+パオジアンが止められるパターンである「フェアリー+水+毒無効」を崩すことが出来るポケモン。さらに、構築経緯でも書いた弱点であった「日食ネクロズマ、零度パオジアン(にはテラス込み)」で強く、ここまでの5体で足りない要素を上手く補えたように思う。しかし、ハバタクカミの最も多い型である電磁波@襷にはあまり強くなく、テラスが無いときのパオジアンは結局厳しいといった弱点も存在する。

 

テツノワダチ@拘り鉢巻⇔突撃チョッキ クォークチャージ

テラスタイプ:地面or電気

陽気171(44)-160(220)-141(4)-*-100(76)-161(164)

 

地震 アイアンヘッド サンダーダイブ はたき落とすorアイススピナー

 

HB-特化ディンルーの地震確定耐え

HD-200ミライドンの眼鏡流星群最高乱数切り耐え(=特化流星群ほぼ2耐え、チョッキ時眼鏡流星群2耐え)

A-ABウーラオスを鉢巻地震×2または地震+EFサンダーダイブで落とす

S-Aより高く

 

ラストピースパターン2。

vs電磁波ハバタクカミ・ステロ除去・ステロ撒きの圧力と、vsミライドン性能の高さを評価して採用。攻撃性能が高く、定数と合わせて上から制圧出来るのが強力であった。

持ち物は、ミライドン入りに強くなりやすい鉢巻とチョッキを使い回していた。鉢巻は、地面無効がいない選出に対する崩し性能は非常に高いが、グライオンがいると途端に難しくなるのが難点。

ミライドンに出す際に、「サンダーダイブ」が強くなることに着目し採用したところ、特にウーラオスに対してイージーウィン出来る試合を作ることが出来た。グライオンもそうだが、高耐久フェアリー+地面での一貫切りがvsミライドンで有効であり、後出しじゃんけんで対応する試合を増やすことに繋がった。

 

使用していた組み合わせ

※ヘイラッシャ、グライオンは固定

①襷ムゲンダイナベース

・残飯テラパゴス

・鉢巻パオジアン

・炎オーガポンorチョッキテツノワダチ

②残飯ムゲンダイナベース

・ブーツテラパゴス

・鉢巻or襷パオジアン

・炎オーガポンor鉢巻テツノワダチ

 

 

要点

数値・耐性を最大限活かす受けサイクル +++

フェアリー+水、フェアリー+地面、ノーマルを含めた2枚の高耐久により、コライドン・ミライドン・黒バドレックスへの受けを成立させることで安定感が飛躍的に向上した。これに、絡め手や一撃必殺の多くを完封する挑発グライオンを合わせることで、対応範囲の広い受けサイクルを形成することが出来た。

安定した詰め 

数値や耐性を活かしたサイクルは強力だが、ただ受けているだけは「途中やラストの積み技」「役割集中」「設置技+高火力」等に崩されることが多い。そこで、毒びし+攻撃技により、「削り切る」ことで、受けが成立しないパターンを少なくし、勝率を高めている。

悪魔的な破壊力

サイクルは少なからず選出画面時点で選出が成立しないパターンがあり、また、サイクルミラーが不毛なことが少なくない。この弱点を補うために、一般枠で最も破壊力の高いパオジアンを拘り鉢巻で採用し、軸や補完枠と合わせて勝率を上げられるようにした。

 

選出

①サイクルが成立しそうな場合

前提として、サイクルをする際は、全てムゲンダイナを選出し、全てムゲンダイナを初手に投げる。これは、コライドン・ミライドン・黒バドレックス・白バドレックスなどは全ての技に安定して後出し出来るポケモンが存在しないからである。これらに動きのあるムゲンダイナから入ることで安定したサイクル形成の一歩となる。

その上で、選出画面で見えたポケモンに対して、対応する形で選出を決めていく。具体的には、

黒バドレックス→テラパゴス

コライドン→ヘイラッシャ

ミライドン→地面or襷ムゲンダイナ+テラパゴス

白バドレックス→テラパゴスorヘイラッシャ

ザシアン→ヘイラッシャ

設置技+ホウオウorルギア→グライオン

といったところ。この理論が多くの場合で成立するように、パオジアンやウーラオスカイリューなどの一般枠の物理アタッカーに対しては、ヘイラッシャを投げずともある程度対応が可能となるようにしている。

②サイクルしても負けそうな場合

これは主に、受けサイクルミラーのことである。ミラーではお互いに崩すことがないため、ラッキーやママンボウ等にHP総量で負けたり「地割れ」で崩されてしまう。そのため、これらは崩しにいくことで対応する。

ほとんどの場合、パオジアン@2でムゲンダイナ・グライオン・オーガポン(テツノワダチ)を絡める。相手のムゲンダイナがテラスを切ると「毒」「ツタ棍棒」が通り、最速挑発グライオンが相手のグライオン・キョジオーンに強い地割れ拒否可能TODポケモンであるため、これらを意識して崩していた。

③サイクルが成立しなさそうな場合

これは主に、鉢巻白バドレックス+特殊高火力や、日食ネクロズマが絡むものである。これらに対しては、パオジアン・オーガポン・テツノワダチを絡めていきたい。火力の高い構築に対しては、テラパゴスのテラスシェルとゼロフォーミングが有効になりやすいので、これを意識していた。

 

重いポケモン

零度パオジアン

1シーズン目はあまりいなかったので気にならなかったが、ほとんど2回以上の試行回数を許す上、上から殴れるポケモンがいないため、かなり厳しい。3シーズン目以降は明らかに増加しており、この構築にとって非常に難しい環境になったと感じる。襷ムゲンダイナだとそこそこ抗えるが、厳しいことに変わりはなかった。

圧力の高い並びの一撃必殺技

ヘイラッシャディンルーの地割れを拒否した選出を成立させることが難しいため、勝率を高めるのが困難であった。受けサイクルの地割れはグライオンで拒否することが出来る。ムゲンダイナが襷だと一発はケア出来ることが多いため、零度パオジアンほどのきつさはなかった思う。

コライドン+イーユイ

コライドンに対してムゲンダイナがテラスを切ると、イーユイの炎技で崩されてしまうため。守るがあると楽になるが、技スペースが足りなかった。

 

結果

S30

TNスカーレット 最終23位-2095 121-68

 

S31 

最速2000 61-13

 

最後に

今回は、久しぶりの、完全な受けサイクルベースの構築でした!定数と合わせて後出しじゃんけんで詰めていくことはポケットモンスターの1つの理想形とも言えるので、これを煮詰め、構築を動かすのはとても楽しかったです!禁止伝説2体になったことで選択肢の幅は一気に増えたと思うので、これからも色々な組み合わせを考えていきたいと思います!

一方で、難しさも感じました。このような後出しサイクル構築は、一撃必殺技を打たれる回数が増えたり、追加効果の試行回数が増えてしまうことから、やはり普通の構築よりも理不尽な要素に負ける回数が多かったです。じゃんけんから逃げることで、確かに嚙み合いから抜けることは出来ますが、必ずしもそれが高い勝率に直接結びつくわけではないことを改めて実感しました。

後出しじゃんけんをしにいくことも、再現性のある勝率の担保という個人的な目的のための1つの手段に過ぎないと考えているので、これからも様々な角度から柔軟に考えて頑張っていこうと思います!

ここまで閲覧ありがとうございました!

 

最終日対戦動画

S30の最終日対戦と、S31の最速2000までの動画をあげようと思うので、是非見てみてください!