Origin Regression

Single battle

【S32最終6位.10位】超越バドホウオウ

こんにちは!シーズンお疲れ様でした。

今回はS32で使用した構築を紹介します!

並びは↓です!

それでは構築を紹介します!

 

 

 

 

ンセプト

•両ウーラオスを切らない

•壁ステロ展開からの黒バドホウオウでの制圧

•展開が上手く出来ない並びには盤面を動かせる受け駒を用意し、サイクルの中でアタッカーを通す

構築経緯

ポケリーグオフでも使用した壁オーロンゲ+珠ホウオウ+スカーフ黒バドが再生力を駆使した一方的な負荷をかけられる上ステロの拒否が出来て強いと思っていたので改めて考えることから構築を組み始めた。

まず、この3体では水ウーラオス,ガオガエン絡みに展開を取りにくいので、それらが入っている並びに展開出来る襷ステロガブリアスを採用。

残りの2体は展開が上手く機能しない攻め構築に安定させるためアタッカーに繋ぐ動きが出来る受け駒を採用した。

次に、ランドやジガルデ等軸が動かしにくいアタッカーに強くS操作で起点を作れるスピスワHBポリ2を採用。

最後に、カイオーガ受けとしてザシアンを黒バドと合わせて縛れる(=ザシアン受けを採用しなくて良い(鉄のトゲで黒バドと合わせて縛れる)HDナットレイを採用。

構築が完成した。

 

レンタル

個体紹介

※採用順

ホウオウ@命の珠 再生力

意地197(124)-200(252)-115(36)-*-175(4)-122(92)

 

聖なる炎 ブレイブバード 身代わり 自己再生

 

A-特化

HB-壁下で珠ダメ1回+特化ザシアンの巨獣斬+ワイボを246/256耐え

HD-壁下で特化ゼルネアスの+2ムンフォ+ダイサンダー(140)確定耐え

壁下で特化珠イベルのダイジェット+ダイアーク確定耐え

S-無振りサンダー+2

 

破壊の神。

火力がすごすぎて本当に受かるポケモンがいない。「黒バドホウオウのホウオウは厚底ブーツだろう」と一点読みをされる事も相まって簡単にサイクルを破壊することが出来た。

珠ホウオウの弱点は「ステロに弱い」「対面性能をダイマに依存している」「物理との打ち合いに弱い」「岩技に弱い」だが、挑発両壁オーロンゲ、スカーフ黒バドと合わせることで解決している

当たり前と言えば当たり前だが、壁下のホウオウは耐久振りでなくともかなり硬く、雷ゼルネアスのジオコンや特化ワイボザシアンの巨獣、イベルタルのダイジェットからテンポを取れる上、こちらは裏に大きな負荷をかけつつ交代するだけで回復してしまう

珠ホウオウの身代わりは少し珍しいが、搦手(特にラッキーやポリ2、トドン)の状態異常や甘えるをシャットダウンして有利を取るために採用した。

 

黒バドレックス@拘りスカーフ 人馬一体

控えめ185(76)-90(個体値0)-126(204)-231(196)-121(4)-174(28)

 

アスビ ショック ドレキス トリック

 

HB-特化ザシアンの巨獣斬12/16耐え

ダイマしたときに、火力が高くないポケモン(バンギガエン等)の悪技や不一致ダイアーク(ホロウ)を耐えれるくらい

HD-特化珠サンダーのダイジェット10/16耐え

ダイマ時、特化珠カイオーガの雨ダイストリーム確定耐え

C-ガブのステロ展開、ナットと合わせてザシアンを縛ることを意識して出来るだけ高く

S-遅いゼルネアス意識

 

最強特殊禁伝(主観)。

スカーフ黒バドは襷ステロポケモンに対して「ステロを撒くか、無償で黒バドが残るか」の2択を迫ることが出来る上、ホウオウを使う上で厄介なヒヒダルマサンダーランドに単体で強いのがとても噛み合っている。これらの理由からオーロンゲを出さなくとも、ステロ入りにも黒バド+ホウオウと自信を持って選出出来た。

ドレインキッスはイベルとウーラ打点、ダイフェアリーによる状態異常拒否のため採用したが、打点として活きることは多かった。ダイフェアリーとして打つことは、オーロンゲが展開構築に強いためあまり無かった。

 

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オーロンゲ@光の粘土 いたずらごころ

慎重202(252)-140-110(196)-*-113(60)-80

 

ウルクラッシュ リフレク 光の壁 挑発

 

HB-陽気ザシアンの巨獣斬を壁込みで15/16耐え

特化珠イベルタルのダブルウイングを14/16耐え

HD-特化珠カイオーガの雨しおふきを壁込みで確定耐え

特化珠イベルタルのダイジェット(130)を確定耐え

 

【S31使用構築】迷走ホウオウネクロ(最終1位/2137) - ポケモン日記

の調整を参考にさせてもらいました

 

 

いわゆる壁役。

オーロンゲは壁役の中でも耐性が優秀で毒ダイナや悪ウーラに強く出れるのと、挑発でステロを撒かせずに珠ホウオウを展開出来るのが噛み合っている。

従来のバドホウオウはゼルネアスの雷+気合玉等タイプ受け出来ないポケモンを切りがちだったが、オーロンゲの壁と合わせることでプレイング勝負に持ち込むことが出来た。

壁を貼った後にオーロンゲを切らずにダイマしないホウオウで崩し、壁の再展開+ホウオウのダイマで制圧する動きがめちゃくちゃ強い。

 

ガブリアス@気合の襷 鮫肌

陽気183-182(252)-135-*-116(4)-169(252)

 

地震 スケショ ステロ 剣舞

 

A-ぶっぱ

S-最速

 

再誕の神主人公。

ランドと違いウーラオス(特に水)より早く鮫肌を持ちながら2回以上行動出来るのが一番の強み。また、ザシアンに打ち分けながら対面最低で相打ちを取れるのも素晴らしい。鉢巻や珠を持たないガブリアスは数値受け(ラッキーやポリゴン2)で止まってしまうが、珠ホウオウには数値受けを破壊する力があるので、とても相性が良かった。

S28で使用したときはステロの枠が岩石封じだったが、別の構築(バドザシ)やバンギ黒バドを使っていたときに「ステロ+スカーフ黒バド」の強みに気づいたので変更。カバルドンが少なく、搦手が多いこの環境のガブリアスはとても強いと思う。スケショがこの構築の一番の命中不安技だったが、かなり当ててくれたので感謝。

剣舞は、ゴチルゼル咎めるために採用した。

 

ポリゴン2@進化の輝石 トレース

呑気191(244)-100-156(252)-125-117(12)-58(個体値0)

 

自己再生 れいび トライアタック→イカサマ スピードスワップ

 

H-16*12-1

HB-出来るだけ高く

S-スピードスワップ意識最遅

 

物理受けの鬼。

珠ホウオウや珠ジガルデ、珠ランド等受けにくい物理に対してスピードスワップ+HB特化で採用することによりかなり強く出れる。また、ザシアン対面で必ずスピスワを押せるのも大きな強みであった。

トレースにすることでジガルデ+ゴチルゼルに対して「ジガルデにポリゴン2を後投げする」ことを徹底すれば嵌められることが無い。さらに、相手のホウオウの再生力やランドの威嚇をコピーすると技選択次第で珠+ダイマに対しても数的不利を取らないで往なすことも出来なくはなくなる。

電磁波ポリゴン2は命中不安な上無効が多すぎるし、2回動いて確実に襷や調整を削れるスピードスワップの方が圧倒的に強いと考えている。自己再生れいびスピスワは確定として、ガエンウーラ等の削りやダイアタックを考えてトラアタで使うか、身代わり剣舞ザシアンや積み禁伝(ネクロ等)を意識してイカサマで採用するかの選択。

 

ナットレイ@食べ残し 鉄の棘

生意気181(252)-114-152(4)-*-184(252)-22(個体値0)

 

ジャイロ タネガン 宿り木 守る

 

HD-カイオーガ意識特化

HB-スカーフウオノラゴンのエラがみに受け出せる程度

S-ジャイロボール意識最遅

 

宿り木マン。

オーガゲロゲを受けつつザシアンウーラに弱くないという要素が非常に強かった。今期は壁+ホウオウでゼルネアスを対策していたので、ナットレイをより安定して使えたと思う。宿り木のタネが雑に強く、削りや身代わりと合わせた崩し、無理矢理の対面操作等かなり応用が効いた。

トリトドンは草技持ちに行動保証が無いので、行動保証が無い物理(ザシアンウーラオス等)を鉄の棘で削れるナットレイの方が強いと思っている。カイオーガ+ネクロ(ゼクロム)等受けにくい並びに黒バドと合わせた対面選出を作れるのが実はかなり強いポイント。

S30の身代わりをジャイロボールに変更したのは、オーロンゲが搦手に十分強く身代わりは過剰であり、ザシアンの身代わりを割ったりダイスチルを持つ方が重要だと考えたから。

 

 

要点

壁+再生力破壊ポケモン オーロンゲ

前壁下で珠ホウオウを動かして対面選出も受け選出も潰すのがとても強い。普通の破壊ポケモンと違い、回復技や再生力を活かして2回目以降の壁展開が出来るのが素晴らしいポイント。

ステロガブ+黒バドホウオウ 

水ウーラオスガオガエン等バドホウオウで面倒なポケモンに有利を取れるガブリアスのステロ展開からスカーフ黒バド、珠ホウオウを通すのが強い。

ステロを拒否して厚底ブーツ以外のホウオウを使う orオーロンゲ+

厚底ブーツ以外のホウオウはステロ入りをどうするかが求められるが、そこをオーロンゲと黒バドで解消することで珠ホウオウをフルパワーで使うことが出来る。

展開込みで打ち負けるポケモンにはサイクルを回す 

展開ポケモンが機能しない並びには無理に通すのではなく、サイクルを回していく。

 

選出

対ザシオーガ +or

黒バドナットでザシオーガを縛りつつ黒バドかホウオウを通すことを目指す。

 

対バドザシオーロンゲ

から相手の並びに合わせて3体選出する。

 

対イベル(ザシアン、ダイナ) オーロンゲ@1

ロンゲホウオウ@1(ザシアンに勝てる上にイベル以外のストッパーになる黒バドを投げることが多かった)

 

対展開構築(ゼクロムオーガネクロ+ガエンゴチル等) @2

ガブリアスがステロで展開を取れる上、剣舞ゴチルゼルの起点にもならないのでそこから考えていく。

 

対ルギアラッキー オーロンゲ@1

オーロンゲでステロを撒かせずアタッカーには壁を使い、珠ホウオウで破壊する。

 

重いポケモン

剣舞サイコファングザシアン+イベルタル

オーロンゲの壁でイベルを対策しているのでザシアンに壁を割られてしまうとイベルタルが止まらなくなってしまう。

結果

TN くろさわ 最終2078-6位 96-40f:id:mega-salamance:20220801173132j:image

TN ゆうき 最終2059-10位 258-153f:id:mega-salamance:20220801173137j:image

最後に

1位を目指していましたが、流れが来るのが遅かったのもあり時間が全然足りずギリギリの最終一桁となりました。最後の方はかなり勝てて、最後勝って一桁に行けたこと自体はとても嬉しいし一旦素直に喜ぼうと思います!また頑張るぞ!

最終日対戦動画

youtu.be

上位勢と多く当たっていて面白いと思います。良かったら見てください!