Origin Regression

Single battle

【S30最終4位.5位】バドホウオウ結

こんにちは!シーズンお疲れ様でした。

今回はS30で使用した構築を紹介します!

並びは↓です!

それでは構築を紹介します!

 

 

 

 

ンセプト

・選出択と技の噛み合いを極力無くしたサイクル構築

・攻防ともに詰めていける

・受けの並びにも耐性を付ける

構築経緯

S28で使用していたバドホウオウ構築

【S28最終2102-9位】聖砕バドホウオウ - Origin Regression

にまだ改善の余地があると感じていたので、S29,30の期間で少しずつブラッシュアップを行った。

軸や考え方は同じだが、最終的な変更点は

①黒バドホウオウポリ2の調整(特性も)

②黒バドナットバンギの技構成

ガブリアスランドロス

の3点。

どれも明確な理由があり上手く機能したので個体別に紹介していく。

(軸の考え方、作り方は上記の構築記事と全く同じなのでそちらを参照してください。)

レンタル

個体紹介

ホウオウ@厚底ブーツ 再生力

腕白213(252)-151(4)-147(188+)-*-175(4)-118(60)

 

聖なる炎 ブレイブバード 身代わり 自己再生

 

HB-特化ザシアンの+1ワイボ確定耐え

特化悪ウーラオスの暗黒強打が6.25%の乱数二発

HD-231黒バド(メタモン)のアストラルビットを確定2耐え

S-+2でスカーフカイオーガ抜き

+2最遅ポリゴン2抜き

麻痺時最遅ポリゴン2抜き

 

神。

プレイングによる性能の伸びが一番大きいと思っている。ザシアンをワンパン出来てラキヌオー耐性のつく珠も試したがステロを撒かせないことが想定より難しかったので断念した。

変更点は努力値で、Dを2だけBに回して特化悪ウーラオスの暗黒強打を受けれるようにしている。

バドをコピーしたメタモンに素引き出来ること、身代わりで歌うラッキー入りにテンポを取れるのがバドと合わせる禁止伝説としてとても重要であった。ホウオウの本質は聖なる炎火傷ではなく「高い耐久値と火力で再生力を持つダイジェッター」なことであり、これを意識することが使う上て一番大切(=有利マッチで火傷に頼らない)。

身代わりは吹き飛ばしで使っていた時期もあったが、積みへの耐性を付けることよりも受けと殴り合いに強い身代わりの方が最終的に有用だと判断した。

 

黒バドレックス@拘りスカーフ 人馬一体

控えめ182(52)-81(個体値0)-131(244)-231(196+)-121(4)-172(12)

 

アストラルビット ワイドフォース リフスト トリック

 

C-余りで出来るだけ高く

珠ダメ+アスビ×2で無振りダイマランドを確定で落とす(328〜)

珠ダメ+アスビ×2で無振りダイマサンダーが33.20%の乱数2発、珠ダメ×2なら83.98%の乱数2発

ダイソウゲン+GFダイソウゲン+珠ダメ-フィールド回復でCSダイマオーガが確定で落ちる。(357~)

HB-特化ザシアンの巨獣斬14/16耐え

ダイマ時、特化ヌケニンポルターガイスト確定耐え

ダイマ時、特化エースバーンの珠不意打ちを確定耐え

砂ダメ×1+下降補正ポリゴン2のダイアーク確定耐え(11+〜164=〜175)

HD-臆病サンダーの珠ダイジェット確定耐え

ダイマ時、控えめカイオーガの雨下珠ダイストリーム確定耐え

S-準速エースバーン+1

 

王。

S28のときと同じくサイクルとスカーフトリック、潰しの相性が良い。ホウオウと合わせる禁止伝説としてはムゲンダイナに圧倒的に強いこと、崩し駒より早いことが偉かった。

しかし、S28のときのスカーフ黒バドではザシアンに対面負けることが多くかなり不便を感じていたので、HCSを削ってBに回してザシアン耐性を付けている。(準速エースバーン抜きだと思っていたけど抜き抜きになっていた)。耐久効率が一番良いところで調整した結果HPが偶数になってしまっているが、黒バドは4倍弱点しかないので「HPが4の倍数」でなければ本質的には全く問題がない。

また、構築を回していてきついと感じていたバンギラス,珠カイオーガのメタとして、ザシアン環境で減少している悪ウーラオスへの打点となるドレインキッスを抜いてリーフストームを採用。交代読みで打てる選択肢を考慮しない人が多く、バンギラス入りへの勝率をかなり高めることが出来た

さらに、エスパー技は以下の2点からサイコショックからワイドフォースに変更した。

①一貫性がより高い

(ダイマしなかったら基本両方一貫しないが、ワイドフォースはダイサイコを打つと一貫が作りやすい)

ポリゴン2メタモンを返しやすい

(ポリ2をHDベースに変更したため)

ダイマ無しシーズン等では黒バドは択だらけで正直好きな性能ではないと思っていたが、サイクルの補助や一貫を作った後の抜き性能に着目すればある程度安定することに気づけて良かった。

 

 

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ナットレイ@食べ残し 鉄のトゲ

生意気181(252)-114-152(4)-*-184(252+)-22(個体値0)

 

種ガン 宿り木 身代わり 守る

 

HD特化-特化カイオーガの雨しおふきが76~90

HB-特化ザシアンの+1巨獣斬が67~80

特化ウオノラゴンの頑丈アゴ先制エラがみが74~87

S-最遅(ジャイロボール意識)

 

ホウオウとの相性が抜群。

積んでくるポケモンが全体的にきつかったのでそのメタとして身代わりを採用。従来だと瞑想日ネクにナットレイ+ホウオウor黒バドと投げることを強要されていたが、ナットレイ単体で見ることが出来るようになって選出に余裕を持てた。

また、歌うラッキーに刺さったり思わぬ場面で活きることもあり、構築と嚙み合っていた。

 

 

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ポリゴン2@進化の輝石 トレース

生意気191(244)-100-116(44)-125-157(220+)-58(個体値0)

 

自己再生 れいび イカサマ スピードスワップ

 

HB-特化珠ランドロスの-1ダイジェット確定2耐え

陽気珠ランドロスの+1ダイジェット最高乱数切り耐え

HD-出来るだけ高く

臆病珠サンダーのダイジェット確定2耐え

特化珠サンダーのダイジェットが21.88%の乱数二発

S-最遅(スピスワ意識)

 

切り返しの鬼。

今まではHBアナライズで使っていたが、同じ技構成でHDトレースにすることによりサンダーとランドロスの両方を止めれるようになり、選出択を少なくすることが出来た

また、トレースはランド以外にも活きることは多く、ヒードランの貰い火対策になったりホウオウの再生力をコピーして釣り交換だけで回復したり天然鈍いヌオーにTODしたりと応用力を格段に上げることが出来る

今までヒヒダルマに投げれるHBポリ2をトレースにして行動が縛られるのは弱いと思って基本的にトレースは使っていなかったが、HDにすることでデメリットなく強く使うことが出来るので一番使用感が良かった。

 

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バンギラス@カゴのみ 砂起こし

慎重207(252)-155(4)-130-*-167(252+)-81

 

ロクブラ イカサマ 眠る ステロ

 

HD特化-砂下で臆病黒バドのリフスト確定2耐え,アストラルビットが29~35(6耐え)

臆病ムゲンダイナのダイマ砲が45~54(4耐え)

控えめイベルの珠ダイアークが51~61,臆病イベルの珠気合玉を最高乱数切り耐え

HB-陽気イベルの珠ダイアークが3.13%の乱数2発

 

対イベル最終兵器。

バンギの相手したいポケモンは状態異常を撒いてくることが多い(ホウオウダイナ等)+イベル耐性を付けれるHD眠るは今期も非常に使用感が良かった

地震イカサマにすると対黒バド性能に加えて物理の起点にならないため対面選出に組み込むことが出来る

 

ランドロス@拘り鉢巻 威嚇

意地165(4)-216(252+)-110-*-100-143(252)

 

地震 ストーンエッジ 蜻蛉返り 空を飛ぶ

 

A-特化

S-準速カイオーガ抜き

 

破壊神。

鉢巻で採用することでラキヌオー等受けの並びを倒す破壊神になった。S29では陽気で使っていたが、「意地でもスカーフ以外の環境のカイオーガ抜けない?」と言われて確かにそうだと感じ、意地で採用。火力が高まることにより破壊の性能を上げることが出来る。

また、バドホウオウのサイクルの並びを見て意気揚々と出てきたラッキーを何体も倒してとても強かった。蜻蛉返りがあることによりバンギ入りにかなり強く出れる

ガブリアスも強かったが、それ以上に構築に合っていて代替以上の役割をこなしてくれた。

空を飛ぶは馬鹿力で使っていた時期もあったが、ジェットを打ちたい場面があったのとナックルがあるとメタモンを止めにくいことから最終的に空を飛ぶで使用していた。

 

要点

受け攻めスイッチ ←→

ホウオウナットポリ2バンギの硬めな受けサイクルで場を整えて黒バドで一掃する。または、崩しを黒バドで潰してからサイクルで詰めていく。

ワイボザシアン・珠アタッカーのケア +,

ワイボザシアン耐性の黒バドナット,珠アタッカー耐性の黒バドポリ2と上からと下からのケアをすることにより一般的なホウオウ対策を返り討ちに出来る。

ダイマ択の引き伸ばし 

ホウオウの身代わり•ナットレイの守る•ポリ2のスピスワ•バンギラスの眠るは「ダイマを誘う」動きを安定行動で拒否し、ダイマを強いタイミングで使うことが出来る。

構築メタのメタ 

S30ではバドホウオウが何故か流行って対策されてかなりきつくなっていたので鉢巻ランドを採用したり技構成や調整の変更で出来る限り適応していた。

 

選出

基本的に黒バドで潰すのかホウオウで詰めることのどちらが良いか選出画面で判断して残りの2枚はその補助が出来るようにする。

カイオーガ入りにのみナットレイを投げることが強要されるが、他は臨機応変に考えていく。

 

重いポケモン

水ウーラオス 

ホウオウの身代わりが上手く機能しなくなるのでプレイングでどうにかなる問題ではないレベルできつい。ちなみに水程ではないが悪も普通にきつめ。

 

今回の構築はウーラオスだけを切って他全てへの勝率を確保して釣り合いを取っていました。基本的にウーラオス以外はプレイング込みで全て対処出来ます。

 

結果

TN ゆうき 最終2097-4位 182-86 

TN Tas 最終2089-5位 93-43

TN Holomorphic 最終2014-47位 140-78

最後に

同じ並びを改善して最終順位を更新、初めての2ロム一桁を取ることが出来てかなり嬉しいです!バドホウホウは自分がやりたいポケモンが出来る構築で、最終日動かしててとても楽しかったです!メンタル鍛え直して更なる高みを目指したいと思います!

最終日対戦動画

youtu.be

是非見てみてください!