こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS27で使用した構築を紹介します!
並びは↓です!
それでは構築を紹介します!
コンセプト
安定行動で受け攻めに一貫した殴り合いで破壊して勝つ
構築経緯
意地石火持ちザシアン+珠不意打ち特殊イベルタルの縛り性能が素晴らしい上、物理受けから全てを破壊出来るイベルタルはザシアンと相性がいいと思ったので軸として採用。
素晴らしい縛り性能の具体例
•CSダイマサンダーに巨獣石火不意打ちが331〜で確定。
次に、イベルタルを使う上で初手ダイマをいなした後にザシアンに引いて展開を作れる駒が欲しかったので、HBオボンラグラージを採用した。
次に、少しきつめなザシオーガに対して出せるトリトドンとメタモンを採用した。
最後に、中盤に使ってて使用感の良かった襷マンムーを対面駒として採用し、構築が完成した。
レンタル
個体紹介
ラグラージ@オボンのみ 激流
吞気207(252)-130-154(236)-*-113(20)-58(個体値0)
HB-222ザシアンの巨獣じゃれ、じゃれじゃれ確定耐え
HD-サンダーの特化珠ジェット15/16耐え
神。
イベルを採用する以上、「ザシアンに後出しから展開を取れるポケモン」は必ず必要であり、その枠に現環境はカバルドンが採用されがちだが、以下の3つの理由からラグラージを採用した。
①カバルドンはあくび連打以外の安定択が無いので最大勝率が66%になる試合が多い
②特化ザシアンや特化珠サンダーにはラグラージの方が生存率が高い(カバはじゃれ巨獣でオボン食べずに死ぬことがまあまああるのと、じゃれつくを打たせてるため相手が外すパターンも存在するから)
③巨獣斬が半減でメタモンを一回は流すことが出来る
ラグラージはあくび→クイタンと動くことが出来るので、相手のザシアンを引かせるor眠らしてイベルタルを安定して展開する動きが可能になる。
とてもプレイングが出やすいポケモンだが、端的に言うと「クイタンを使いこなす」ことが重要。
めちゃくちゃ強かったし、もっと流行っていいポケモンだと思う。
イベルタル@命の珠 ダークオーラ
控えめ203(12)-135-116(4)-200(244)-119(4)-150(244)
悪の波動 デスウイング 不意打ち 熱風
HB-特化ザシアンの巨獣斬13/16耐え
C-出来るだけ高く
ステロ+晴れ熱風でHDザシアン(197-152)確定
S-準速ウーラオス抜き、準速イベルタル抜かれ(相手のイベルを珠ダメ+ダイマ珠ダメ珠ダメジェットジェットで落とす)
破壊神。
一度展開したときの破壊力は凄まじく、苦手なHDザシアンもサイクル下でステロ等で削ればダイバーンや晴れ熱風で倒せるのが強い。ザシアンが物理受けを呼ぶので、イベルの特殊の超火力がシンプルに偉かった。特殊禁伝なのに不意打ちの火力が高く、ザシアンと合わせてダイマを楽に倒すことが出来る。
カイオーガと違って、ラッキーやハピナス等の特殊受けを無理なく破壊出来る(不意打ちのアークやダイアークの追加効果を利用する)ので、選出択になりにくいのがとても良かった。
ザシアンと組ませる禁伝は黒バドやカイオーガが多いが
と考えており、前期はザシアンに次いで高く評価していた。
ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣
意地195(220)-242(236)-136(4)-*-136(4)-174(44)
巨獣斬 氷の牙 ワイルドボルト 電光石火
調整はこれのAをSに2回した(HA竜舞日ネクと硬いホウオウ意識)
ステロ+巨獣石火で197-136ザシアンの瀕死率7割程度。
巨獣斬+石火+不意打ちでH振りザシアンを余裕持って確定
最強禁止伝説。
巨獣斬がダイマに有効なので、安定択になる場面が多く勝率を上げることが出来る。
じゃれつくとインファを採用しないことで、ラグラージがメタモンを返しやすくなる他、氷の牙はサンダー、ランドロスに、ワイボは願望で受けてくるホウオウやテッカグヤ、アーマーガアを咎めることが出来る。
「ザシアンミラーを意識してSに中途半端に降る」のは配分の無駄であり立ち回りも安定しない(選出段階で展開を組みにくい、下取る前提で上取るのは問題ないが、中途半端なS振りで上を取ろうとすると上を取られたときに崩壊しやすい)ので、最速にするか最低限に抑えて「上を取ろうとするのか下を取ってもいいのかを明確にする」ことが全体への勝率を高める上で大切だと思う。
トリトドン@ラムの実 呼び水
穏やか218(252)-92-106(140)-113(4)-127(108)-60(4)
熱湯→波乗り 地震→大地の力 あくび 自己再生
HB-余り
A特化ザシアンの+1じゃれつく確定耐え
鉢巻ウーラオスの暗黒強打確定耐え
HD-特化カイオーガのダイアイス(130)に後投げから3連続最高乱数以外生存
CS-端数 アッキーサンダーの身代わりを14/16で割る
しかし、ザシアンやウーラオスに弱いので、相手が上手いと安定では勝てなかった(再戦などで動きバレしてると特に)。
ラムのみは、カバルドンをメタモンでコピーしてステロを巻いた後にザシアンをコピってメタモンを通すためにあくびループに入れるのに使った。
また、波乗りの枠は初めは熱湯で使用していたが、カバルドンのステロあくびループをコピーする立ち回りをする際に熱湯で焼けてしまうとこちらが嵌められるので、早い段階で波乗りに変更した。
大地の力の枠は初めは瞑想オーガ意識で地震にしていたが、アッキサンダーを突破出来ないと選出に理由をつけにくい(メタモンorザシアン+トリトドン)場面が頻発すると考え、最終日のみ大地の力で使用した。対瞑想オーガ性能は以下の4つの理由から気にしなくていいと考えた
①瞑想オーガは他でなんとかなる
②ダイアースを積めればTODも視野に入る
③残飯瞑想は打ち合いに弱くて使いにくいので最終日には使用者が少ないと予想
④そもそも地震で身代わりが割れないようにしてるからそこまで変わらない
メタモン@こだわりスカーフ 変わり者
陽気155(252)-*-68-*-69(4)-110(252)
変身
H-ぶっぱ
S-最速
B<D
雰囲気ポケモン。諸説枠2。
竜王戦ダイマ無し環境や竜王戦環境と違い、そこまで強いと感じることはなかった(偉い選出に入ってこない)。
現環境は受けポケモンが採用されやすく、メタモンを出すと全て選出択or静電気麻痺しないお祈りになってしまうので、ほとんど選出しなかったが、ワンチャン選出画面で活きていたのかもしれない。
例外として、カバザシオーガや黒バドゼルネのような両方の禁伝がメタモンに弱い場合にはどのように出してきても基本的に刺さるのでよく選出していた(他で勝てそうだと判断したら出さないが)。
軸に行動保証がなくて積み展開が少し辛い(ウツロゼルネとか)ので、そういう意味で一応噛み合ってはいた。
アッキサンダーでコピーザシアン(じゃれつく持ち)を受けてくる対戦相手がとても多かったので、どうせ使うなら襷か爪か粉の方が良かったかも。(一応剣舞すると+4じゃれつくでアッキサンダーは落ちる)(出来れば使わない方が良かったかも)
マンムー@気合いの襷 鈍感
意地186(4)-200(252)-100-*-80-132(252)
ASぶっぱ
いつでも強いポケモン。諸説枠3。
ザシアン、イベルタルの両方ともウーラオスに滅法強いので相性が良い。禁止伝説のほとんどに抜群を取れるので、たまに選出したら毎回最低限の仕事はしてくれた。
しかし、ザシアンを地震でほぼ落とせないのがめちゃくちゃ弱く、それが原因で出せない試合がとても多かった。
ストーンエッジは、ホウオウをエッジ+礫+先制技で縛るために威力重視で採用している。
要点
ザシアン+イベルタルの縛り性能
初手ダイマや、相手のザシアン等ほとんどのポケモンを巨獣斬+石火+不意打ちで縛れて、その後に後発ダイマでの超火力での制圧が非常に殴り合いで強かった。受けにくいのがポイント。
ラグラージによる安定した展開
前述の通り、ラグラージが択を生まずに展開出来るので、崩した後の詰めを安定して行うことが出来る。
選出
カイオーガザシアンや、ホウオウザシアン等に軸で勝てないと思ったときは他のポケモンを選出することもあった。
重いポケモン
重いポケモンはいなかったが、安定で勝てない構築も少なくはなかった(特に、ザシアンをサンダーで受けてくるタイプのザシアンカイオーガに静電気麻痺運が絡みやすくなってしまっていた)
結果
TNシールド最終22位 116-58
TNりゅうが最終29位 96-48
TNゆうき最終35位 74-26
最後に
この環境はまだまだ分からないことが多く、構築が組むのがとても難しかったですが、一つ形に出来たのは良かったです。来期以降も潜っていく中で色々考えて理解を深めて強い構築を作りたいと思います。でも、自分で気づくプレイングミスはほとんどなく、最終日動かしたロムは全てほとんど溶かさなかったのは良かったです。今期は勝ちきれずとても悔しかったのでもっと強くなりたいと思いました。
最終日対戦動画