こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS25で使用した構築を紹介します!
並びは↓です!
それでは構築を紹介します!
コンセプト
サイクルの中で安定行動の「状態異常技、命中安定で一貫性のある攻撃技、やどりぎの種」により少しずつアドバンテージを取っていき、こちらの勝ち筋を通していく
構築経緯
竜王戦ルールで自分が一番対策が難しいと考えているラグザシサンダーに対して「サンダーとラグラージに強め」「有利対面からザシアンまで貫ける」と明確に強いことから取り巻きと合わせて有利を取れると思ったので、HD食べ残し身代わりジガルデから組み始めた。
次に、攻撃的なザシアン軸(=カバルドンがいないザシアン軸)にちゃんと勝てるようにジガルデが不利対面を取るザシアンとドラパルト、ダイマ珠サンダーに少なくとも一回クッションになる襷ヌケニンを採用した。
この二体では、ポリゴン2とヌオーが崩せなくてこちらのサイクルを崩されてかなり重かったので、そこを起点に裏まで貫きやすい宿り木テッカグヤを採用。
ここまでで困るのが主に「ムゲンダイナ」「ジガルデが展開を取れないカバルドンや挑発持ち」だったのでそれらを解決出来るスカーフミミッキュを採用。
加えて、「ザシアンor日ネク+カバルドン」の並びが厳しいので、そこに出しやすい珠ガマゲロゲを採用。
最後に、ここまででかなりきついカバルドン+ゼルネアス,カバルドン+カイオーガに強い宿り木ヨプナットレイを採用。
構築が完成した。
個体紹介
PF=パーフェクトフォルム
ジガルデ@食べ残し スワームチェンジ
通常:慎重213(236)-121(4)-142(4)-*-137(76)-139(188)
PF:慎重321(236)-121(4)-142(4)-*-137(76)-129(188)
サウザンアロー 身代わり ヘビにらみ とぐろを巻く
H-PF時16n+1
HB-HBナットレイのB+6ボディプレスをB+3PF時身代わりが14/16耐え
特化エースバーンの珠ギガインパクトを通常時食べ残し回復+変身回復で2耐え
陽気ミミッキュの珠じゃれつくを通常時食べ残し回復+変身回復で2耐え,意地は12.89%の乱数2発
陽気ミミッキュのA+2珠じゃれつくをB+1状態で確定耐え(〜211)
HD-無降りサンダーの暴風をPF時身代わりが確定耐え
C4降りポリゴン2のアナライズれいびをD+3PF時15/16耐え
S-PF時準速ウオノラゴン+2,麻痺準速エースバーン抜き
最強の禁止伝説。パーフェクトフォルムがかっこいい。大きい1。
ジガルデは他のtop禁止伝説と比べて火力も素早さも低く、「殴るでだけで破壊する」という性能は低いが、超高耐久+優秀な積み技"とぐろを巻く"+最強技"ヘビにらみ"により唯一無二の動きが可能になる。"ヘビにらみ"は、相手を麻痺させることによりダイジェットや竜の舞などのS上げに強くなり、自身やテッカグヤの身代わりを絡めることで上から様子見が出来るようになりかなり安定してサイクルを破壊することが出来る。ジガルデあるあるの麻痺待ちの身代わりは確率依存になり弱いので最初からそれをやるのは違う。"とぐろを巻く"は、自身のヘビにらみや味方の鬼火や宿り木の種,トリックを起点に身代わりを硬化しつつ火力を出していくことで裏まで貫くことが可能になる。竜の舞は、硬くならないのが弱い。身代わりは、相手の状態異常や宿り木の種の一貫を切れたり硬化と相性が良く受け攻め両方へ一貫するようになる。
サンダー及びエースバーンに強めなクッションで受けにくいのでほぼ全ての構築に投げることが出来た。
驚くほど硬く、取り巻きと合わせたプレイングで性能が爆発するのでめちゃくちゃ強かった。
ヌケニン@気合いの襷 不思議な守り
意地1-156(252)-65-*-50-92(252)
ポルターガイスト 影打ち こらえる 鬼火
A-特化
S-麻痺込みで準速エースバーンなどを抜きたいのでぶっぱ
B>D(完全に間違えている、1敗)
ジガルデの相棒枠1。可愛い1。
ジガルデがきついポケモンを完封することが出来、鬼火やポルターガイストでのアドバンテージの取り方と影うちでの詰めが強い。こらえるは襷が発動しないので、様子見やダイマ枯らし及び釣り交換をケア出来るのがとても良い。
気合いの襷は、主にドラパルトとウーラオス意識でドラパルトのダイマを枯らしたり、受からないウーラオスに無理矢理鬼火を当てて裏で見れるようになったりする。また、ダイマ黒バドにも強め。
厚底ブーツや防塵ゴーグルを持たせないとステロや砂がきついが、それらには裏のポケモンが強くステロを撒かれるタイミングが少ない(撒かせたら勝てるように選出or破壊して撒かせない)ので、あまり困ることはなかった。
命中不安技を打ちまくったが、確率と同じくらいには当ててくれたと思う。DL調整はしてないけどS22と今期かなり頑張ってくれた!
テッカグヤ@パワフルハーブ ビーストブースト
控えめ173(4)-95(個体値0)-123-174(252)-121-113(252)
エアスラッシュ メテオビーム 宿り木の種 身代わり
H-奇数
A-ポリゴン2のアナライズイカサマを身代わりが13/16で耐える
C-特化
+1メテオビームで無降りイベルタルを15/16で落とす
S-準速60族抜き,+1時最速霊獣ボルトロス抜き
ジガルデの相棒枠2。大きい2。
ジガルデが苦手なヌオーやポリゴン2(受け)にテンポを取れて、パワフルハーブメテオビームでイベルタルやサンダーの受け出しを破壊出来るのが強い。宿り木の種+身代わり,ヘビにらみ+身代わりのシナジーが良いので、どちらからでもサイクルを展開出来る。
高耐久+最低限の素早さ+ダイジェットがシンプルに強かった。
ポリゴン2に結構宿り木外して負けまくったので、その後は出来るだけナットレイを出すようにしていた。
ミミッキュ@こだわりスカーフ 化けの皮
陽気131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)
じゃれつく ゴーストダイブ 鬼火 トリック
H-奇数
A-攻撃をよくするので出来るだけ高く
S-最速(ヒヒダルマ等意識)
最強ポケモン2。可愛い2。
化けの皮+スカーフトリック→ジガルデで崩していくという動きが「初手ダイマイベルタル(ホウオウ)+受け」の並びに一貫するのが一番の強み。鬼火は、ランドロスやマンムーなどの地面やゼクロムやパッチラゴン等のジガルデに打点のある物理電気が重いのと、ナットレイにスカーフトリックを受けられた後に打つ鬼火が強いので採用した。
Sラインが早いのが偉く、起点作成だけでなくスイープすることも出来る。
このポケモンはかなり技を当ててくれ、神の強さだった。
ガマゲロゲ@命の珠 すいすい
181(4)-*-95-150(252)-95-126(252)
ハイドロポンプ 大地の力 草結び 毒々
H-奇数
C-特化
S-雨下で+1最速サンダー抜き
見た目マイナスポイント1。その代わりかなり強い。
カバルドン絡みを破壊するポケモン。ジガルデがダイマしなくても十分強いので、ダイマを雑に切ることが出来るのと、カバルドンに強いのが良かった。物理より良いのはジガルデが呼びがちな鬼火や威嚇が効かないところ。地味にスカーフメタモンに返されにくいのも良いところ。
ダイウォール媒体として採用した毒々は、ザシアンを倒した後に不意打ちをしてくるウーラオスやドラパルトに打って裏で詰めやすくしたり、無理矢理サイクルを崩すことが出来る。
ナットレイ@ヨプのみ 鉄のトゲ
181(252)-160(252)-152(4)-*-136-22(個体値0)
ジャイロボール パワーウィップ 叩き落とす 宿り木の種
HB-意地頑丈顎ウオノラゴンのエラがみ確定2耐え(スカーフウオノラゴン意識)
陽気ザシアンのじゃれつく+インファイト確定耐え,巨獣斬+インファイト199/256(=77.73%)で耐える
HD-ステロ×2+C+2ゼルネアスの気合玉確定耐え
A-無降りゼルネアスをジャイロボールで確定で落とす(212~252ダメージ)
199-135ザシアンにジャイロボールが151〜 →鉄のトゲ2回と合わせて199〜で確定
見た目マイナスポイント2。でもその代わりよくわからんけど強かったからOK。
カバルドン絡みでゼルネアス等ガマゲロが出しにくい場合に選出をするポケモン。ウーラオスに引けない構築なので、最低限仕事をする+ゼルネアスに一番ちゃんと強いHAヨプで採用。「カプレヒレ+ノーマル+テッカグヤが出しにくい禁伝」のような並びにも叩きややどりぎで崩していける。叩きは日ネクの身代わりを割る技として重宝した。
A特化することでゼルネアスだけでなく、対面インファザシアンに相打ちを取れたり、レヒレやカバルドンへのパワーウィップが思わぬ打点になる。
この環境のHAナットレイはもっと評価されるべきポケモンだと思っている。
要点
ジガルデの柔軟性
ジガルデはヘビにらみを覚えるので麻痺撒き→味方のポケモンで詰めという動きがシンプルに強い。逆に、鬼火や宿り木の種からジガルデで貫くことも出来るので、立ち回りの幅が広い。
カバルドン対策
ジガルデ+ヌケニンの軸はカバルドン+αの並びがきついが、そこを他のポケモンで破壊することで詰めが安定する。
選出
基本的にジガルデは選出し、残りの2体はジガルデとうまく補助し合って出来るだけ勝てるように出す。
対ザシアン
カバルドンがいない場合→@1
カバルドンがいる場合→
カバルドンがいる場合は砂を無視できるガマゲロゲで荒らしてから詰める。
対カイオーガ
カバルドンがいない場合→@1
カバルドンがいる場合→+ororまたは
カバルドンがいない場合は比較的楽だが、いてしかもガマゲロゲもナットレイも通らないとかなり厳しい。
対イベルタル
→
前述の通り、スカーフミミッキュで荒らしてからジガルデとテッカグヤで詰める動きが刺さる。
対日食ネクロズマ
カバルドンがいる場合→@1
カバルドンがいない場合→@2
ミミッキュや宿り木の種を絡めて日ネクの積みに負けないようにサイクルをする。
対ムゲンダイナ
→
拘りムゲンダイナの一貫を切りつつジガルデの麻痺やミミッキュの鬼火でジガルデやテッカグヤを通す。受けの場合も同様で、テッカグヤが受からないので破壊していける。
対ホウオウ
→
テッカグヤを通すのが基本だが、ミミッキュでダイホロウで崩していくのも強い。
対黒バド
→or+
ヌケニンの襷で黒バドを止めれるので対面的に殴り勝つことを目指す。
対ゼルネアス
カバルドンがいる場合→@2
カバルドンがいない場合→@2
ゼルネアスを止めれる駒を選出しつつ、隙を見せないようにサイクルをする。
対ゼクロム
→
ガマゲロゲが珠ゼクロムとのダイマで相打ち以上にはなるので、ガマゲロゲで荒らしてからジガルデ+ミミッキュの展開を通す。
重いポケモン
カイリュー
単純にジガルデ ヌケニン テッカグヤに有効打を持ってる上にガマゲロゲで殴り合っても勝てないため。
DLポリゴン2
竜王戦では少ないので特に意識していなく、全然DL調整していないため、最終日に急に当たった時にかなり崩壊してしまった。ヌケニンは完全に甘えなので100%直すべき。
結果
TN ソード 2082-9位 84-31
TN ゆうき 2067-11位 138-55
最後に
今期はプレイングがかなり良かったです!詰め筋を考えて選出とし技選択の一つ一つを丁寧にしていくことが改めて重要だと感じました。最終一桁+最終10位代は素直に嬉しいです。運が良くなるように日頃の行いを良くしつつ、構築作りとプレイングを大切にまた上位を目指していきたいと思います。
ここまで閲覧ありがとうございました!
最終日動画
良かったらみてください