こんにちは
今回はS16の一ヶ月ずっと使っていた構築を紹介します。
並びは↓です。
レンタルです
よければ使ってみて下さい。
構築経緯
まず、ザシアン強くね?と思いました。理由は「巨獣斬を上から強く打てて、打ち分けが効く」からです。シンプルに殴り合いがとても強いので雑なダメージレースで有利に運べるところを評価してHAD石火で採用。
相方として誰がいいか考えましたが、「明確なザシアン受けであるヌオーに後出しして崩していける」「エースバーンやメタモン等の天敵への引き先になる」の2つを評価して毒持ちのドヒドイデを採用しました。
この2体の大きな課題として
②サンダーのボルチェンにテンポを取られてしまう
③地面が一貫している
の3点があり、それを解消できるポケモンを3体目に採用することにしました。
「ダイマが強く地面、電気の一貫を切れる」
これは珠ランドロス。即採用。
ワイボ持ちの早いザシアンが重く、「上からザシアンに高打点を取れるポケモン」は必須だと思い良く組まれているサンダーやガマゲロゲのストッパーになれるスカーフエースバーンを採用しました。
サンダー、黒バドの一貫があり日ネクロがきつかったのでHDイカサマスピスワポリ2を採用しました。このポケモンを入れることで相手のサンダーはダイマを切りづらくなり、ランドやザシアン、ドヒドイデで崩しやすくなります。
最後に「ダイナヌオームドー」や「ラグザシサンダー」を崩せて特殊受けの選出を強制することが出来るヤタピサンダーを採用しました。
単体紹介
ザシアン@くちたけん ふとうのけん
意地199(252)-222(92)-136(4)-*-154(148)-170(12)
巨獣斬 じゃれ インファ 石火
HD-臆病カイオーガの雨しおふき確定耐え
A-〜+石火で有象無象を縛るために出来るだけ高く
S-最速ガブリアス抜きかつ準速エースバーン抜かれ
禁伝枠のエース。命中不安定。
強いのは殴り勝ち出来る範囲がめちゃくちゃ広いところ。また、毒やトーチカ等と合わせて「削り切る」立ち回りが出来る。
弱いと思ったところは、ラムのみ等の持ち物が持てないので状態異常を対策出来ないこと(カバルドンのあくび等)とサンダーの静電気、じゃれつくが命中不安(サンダー読みでよ2回打つため試合数を稼ぐとめちゃくちゃ外れる)。
ドヒドイデ@黒いヘドロ 再生力
図太い157(252)-*-224(252)-73-163(4)-55
自己再生 熱湯 霧→トーチカ 毒々
クッション、崩し。命中安定。
トーチカにすることで、白バドレックスやウオノラゴンに強くなるだけでなく、ダイマを枯らしてランドロスを展開する動きを取れる。
HB特化しかありえないと考えていたが、再戦でカバ入りの珠サンダーがボルチェンを打って来ずに10万ボルトを打ってきて試合が1ターンで終わることがあったので、珠10万耐えくらいはしてもいいかもしれない。
このポケモンを2シーズン連続で使ってきて、「慣れると死ななくなる」を実感している。
ランドロス@命の珠 威嚇
陽気165(4)-197(252)-110-*-100-157(252)
地震 空を飛ぶ 岩雪崩 剣の舞
ASぶっぱ
クッション、崩し、ダイマ。命中不安定。
スカーフカイオーガを1ジェットで抜けるのが強い。
威嚇で様子見をするのが強い。
タイプが強い。
一致ダイジェットが強い。
雪崩めっちゃうつから命中不安なのが弱い。
エースバーン@拘りスカーフ リベロ
通常個体
意地155-184(252)-95-*-96(4)-171(252)
火炎ボール 飛び膝蹴り とんぼ返り コートチェンジ
A→特化
S→S12振りザシアン抜き、雨すいすい準速ガマゲロゲ抜き
火炎ボール→ザシアン打点
膝→ナックル媒体
とんぼ→対面操作技
コートチェンジ→ダイウォール媒体
ストッパー、エース。かなり命中不安定。
火炎ボールは非接触なのは偉いけど、命中不安なのが残念。90でもこの技はザシアンに毎回打つので、めちゃくちゃ運負けを量産した。
コートチェンジはステロを跳ね返すのに使うときが結構ある。
S100を抜いてるのが結局強い。
ザシアンをコピーしたメタモンを上から殴ることが出来たり、ガマゲロゲを巨獣斬+石火+とんぼで落とせたりする。
ダイバーンによる火力の上昇からスカーフで抜く動きが強いためシーズン中一貫して通常個体で使用していた。サンダーにウォール→バーン→ウォール→火炎ボールで裏のザシアンまで一体で貫くことが出来る(当てれば)。
石火ザシアンがうざかったので、一瞬だけスカーフズガドーンを使ったが、ステロ+サンダーの珠ダイジェットでダイマが落ちて使用を中止。結局エースバーンに戻ってきた。
色菱形、かっこいい。
ポリゴン2@進化の輝石 アナライズ
生意気191(244)-100-126(124)-125-146(140)-58
HD-臆病サンダーの珠ダイジェットの乱数が大きくずれるライン
HB-大体の日ネクロのダイスチル2耐え
(ランドネクロ対面剣舞→ダイマに合わせて引いてスピスワで切り返すときがある)
黒バドのサイコショック3耐え=眼鏡黒バドのサイコショック2耐え
クッション、切り返し。命中安定。
ザシアンに起点にされてしまうため、サンダーザシアン等には出しづらかった。
スピスワは黒バドレックスや日ネクロ等への詰め筋として強い。また、サンダーとSを逆転するとれいびを上から打てて羽のターンも抜群が取れる。初めはトラアタだったが、ダイアタックより非ダイマでネクロ黒バドを潰せる方が強いと考えスピスワに変えた。
しかし、日ネクロ入りはザシアンが出せないのもあって勝率5割くらいだったのでもう少し厚くしたいと感じた。
サンダー@ヤタピの実 静電気
197(252)-*-108(20)-181(156)-111(4)-130(76)
ぼうふう かみなり 身代わり 羽休め
HB-ラグラージのクイックターンを身代わりが最高乱数切り耐え
S-準速ネクロズマ抜き、+1で準速ドラパルト抜き
C-出来るだけ高く
+1かみなり、ぼうふうでラッキーの身代わりが大体割れたり、かみなり+ダイサンダーでHASの最速ザシアンが大体落ちるくらい
メタ。超命中不安定。
ヤタピの実と身代わりを持つことで「ラッキー、ポリ2、サンダー、ムゲンダイナ」等への崩しとなる。
崩すためには雷の火力が欲しいが、命中安定技がなくなってしまう。雷だと身代わり無いラッキーはほぼ崩せて、身代わりあってもまあまあ勝てる。雷麻痺暴風混乱で2連で動かないだけで崩せるからすごい。
崩しは強いけど、普通に動かすときにやばいほど外し負けを量産した。
やはりこのポケモンの本質はボルチェンとダイジェットと羽休め、と思った。
HBブーツ→CSブーツ→HCSラム充電→HCSゴツメ熱風ボルチェン→HCSボルチェンくちばし→HDタラプ怪電波ボルチェン→アッキボルチェン熱風→アッキ充電→ヤタピ
と変わっていて、サンダーは型が簡単に決まらなかった。
選出
基本的に全てザシドヒドランド
ラグザシサンダー→サンダーザシアン+ドヒドorエースバーン
ムゲンダイナ入り受けループ→サンダーランドザシアン
黒バド、日ネクロ入り→ポリ2ランド+サンダーorザシアン
カバザシサンダー→エスバザシアン+ドヒドorサンダー
重いポケモン
吹き飛ばしステロあくびカバルドン
身代わりが有効に働かない吹き飛ばしがあるとサンダーでも潰せず、あくびステロ吹き飛ばしが止まらない。眠らせる展開になることが多い。ラグラージはサンダーで展開を潰せるのでカバルドンよりは楽。
終盤増えたカバルドンを含む並びに一貫する崩しを用意出来なかったのが勝てなかった要因だと思います。
結果
最高2072(ゆうき)(最終日)
最終222位(けんまいZ)
最速2000(レッドゾーン)(3/13朝)
瞬間1-3位(Thrash、ゆうき、レッドゾーン)(↓は3/10時点)
序盤(中盤?)、シンプルに勝てて楽しかった。カイオーガに対してじゃれつく→ゴツメサンダーバックとしおふき突っ張り両方に強い対応が出来るドヒドバック等、メジャーな並びに対して行動を事前に決めておくことが高い勝率につながった。これは間違いなくこれからも継続していきたい。
終盤、全然勝てなかった。一桁までは絶対に止まらないと決めてたので潜り続けてたら溶けた。
負け試合、命中不安技外しで1ターンのディスアドバンテージを取る、それの積み重なりで負ける。これがほんとに多かった。反省点。
プレイングがかなり安定していた。同じ構築を使うことの大切さがわかる。
エースバーンやサンダーは型が分かりにくいのも大きな強みだから、一ヶ月も使うと当たった人には型バレしてて、終盤は構築の強さが半減してた感じがしました。
最後に
序盤〜中盤は安定して勝てて良かったです。しかし、終盤には環境が変わり軽視していたカバルドンがめちゃくちゃ増えて安定して勝てる試合が減ってレートが伸び切らなかったです。
しかし、今期はプレイングが本当に良かったので、そこはこれからも継続して行きたいです。
あと、9時に終わるのにどうにか合わせないといけないと思いました。疲れる。
最終日にそんなに潜らなくていいように事前に上げておくとか。
ここまで読んでいただきありがとうございました!